Amazon Gamesは2月22日、NCSOFTのMMORPG「Throne and Liberty」の北米、南米、欧州、および日本でのパブリッシング契約を締結したと発表した
「Throne and Liberty(スローン・アンド・リバティ)」は、かつて「リネージュエターナル」と呼ばれていたゲームで、ベータテストにおけるリネージュエターナルの評判が悪かったため、作り直されて「Throne and Liberty」に生まれ変わった。
Amazon Gamesが日本向けにMMORPGをパブリッシングするのは初となる。Amazon Gamesは、自社で製作した「New World」に加えて、「ロストアーク」の欧米サービス、さらにはバンダイナムコのオンラインRPG「ブループロトコル」の欧米向けサービスも運営する予定である。
以下、プレスリリース
Amazon GamesとNCSOFTは本日、大規模マルチプレイヤー・オンラインRPG『THRONE AND LIBERTY』の北米、南米、欧州、および日本でのパブリッシング契約を締結したことを発表しました。この待望のタイトルはクロスプラットフォームプレイ対応で、PC、PlayStation 5、Xbox Series X | S向けに提供予定です。
『THRONE AND LIBERTY』は、ストーリー性のある冒険とアクション満載の戦闘を融合した、大規模マルチプレイヤー・オンラインRPGです。舞台となる広大な世界では地理や環境が常に変化し、これに応じてゲームプレイも「プレイヤー対プレイヤー」や「プレイヤー対環境」などと変わっていきます。プレイヤーは動物に変身して大空を駆け巡ったり、深海を探検したり、日食や暴風雨などの強力な環境効果を発動し、戦局を有利に進めることができます。
韓国のゲーム開発会社であるNCSOFTは、『リネージュ』、『タワーオブアイオン[1] 』、『ブレイドアンドソウル』、『ギルドウォーズ』など、世界的に人気なマルチプレイヤー・フランチャイズの開発とパブリッシングを手掛けた歴史を有しています。最新の次世代MMO『THRONE AND LIBERTY』は、同社が外部パブリッシャーと協働し、複数の地域でリリースする初のタイトルです。
Amazon GamesのバイスプレジデントであるChristoph Hartmannは、次のように述べています。「NCSOFTは世界中で人気で、長く愛されているオンラインゲームの開発実績を多く誇り、『THRONE AND LIBERTY』は現在最も期待されているMMOの1つです。Amazon Gamesでは、世界最高級の開発者による最高品質のゲームを提供することをゲームパブリッシング事業の根幹に掲げ、長期的な運営と成長を図っています。私たちは近年、世界規模で成功を収めるライブサービスゲームのパブリッシングや管理に関して多くのことを学んできました。Amazon Gamesでは『THRONE AND LIBERTY』の発売に向けて、プレイヤーの皆様に素晴らしい体験をお届けできる準備を整えています。」
NCSOFTの主任開発管理責任者であるMoonyoung Choiは、次のように述べています。「Amazon Gamesは、大規模ライブサービスゲームの世界的パブリッシングパートナーとして信頼されており、ゲームの運営、ローカライズ、マーケティング、コミュニティサポートにおいて優れた専門知識と実績を持っています。次世代の主力タイトル『THRONE AND LIBERTY』の圧倒的な価値や没入感あふれるMMO体験を世界中のプレイヤーにお届けする上で、Amazon Gamesが最適なパブリッシャーだと確信しています。」
Amazon Gamesは、自社開発MMOの『New World』や、Smilegate RPG社のアクションRPG『Lost Ark』などのパブリッシング実績があり、両タイトルともSteamとTwitchのチャート1位を記録し、強固なプレイヤー・コミュニティを形成しています。さらに、株式会社バンダイナムコオンラインの『Blue Protocol』、Crystal Dynamics社の『Tomb Raider』シリーズ新作、Glowmade社とDisruptive Games社の未発表タイトルについても、パブリッシング契約を発表しています。今回発表されたパブリッシング契約を通じ、Amazon Gamesはゲームパブリッシング事業を今後も拡大し続けていきます。
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