中国の元LoLプロゲーマー ゲーム実況配信で毎回10万人視聴 年収9000万円に

日本でもニコニコ生放送のユーザーチャンネル等で高い報酬を得ているユーザーがいるという報道があったが、中国のゲーム実況に関しても興味深いニュースがあるようだ

下の写真の男性はリーグ・オブ・レジェンズのプロゲーマーCaoMei(本名:魏漢冬)。引退後、ゲーム実況で約9000万円を稼ぐプレイヤーとなっている。

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CaoMei氏はプロゲーマー時代は中国のTeam WEに所属し、中国のリーグや国際大会で優勝するなど実力者の一人だった。1991年生まれ。22歳。

2011年、プロゲーマーの訓練を受けている時は月収5万5000円
2012年に正式にチームのレギュラーメンバーになり、月収は7万円強に上がった
そして同年、IPL 5のチャンピオンになった時は月収12万円以上に昇給された
そして最終的には月収36万円と、中国の平均月収と彼の年齢を考えればかなりの収入だったわけだ。

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彼のプロゲーマーとしての生活は決して楽ではなかったようで、大会でのプレッシャーはもちろん、日々の練習があまりに長く、起きている間はほとんどLoLの練習で、1日に4時間しか睡眠時間が取れない期間もあったという。

2014年にはチームの勝利数も減り、CaoMeiは8月28日に正式に引退を発表した。わずか22歳での引退だった。

しかし彼は今、プロゲーマー時代よりも多い約9200万円を1年間に稼いでいる。ゲーム実況で。

中国には2000万人以上のアクティブレイヤーがいるリーグ・オブ・レジェンズは、当然ゲーム実況番組も人気で、人気配信者による番組の視聴者数も物凄いことになっているようだ。

CaoMeiは中国の戦旗TV(Zhanqi TV)というサイトで配信を行っているが、もともとTeam WEのプロゲーマーとして有名だったことに加えて、ルックスの良さもあいまって番組はたちまち人気に。1時間半程度の配信で視聴者数は合計16万人に登った。

中国では引退後にゲーム実況者として成功するプロゲーマーも多いようだ。

AmazonがTwitchを買収したように、インターネットでのストリーミングは世界的に注目を浴びている。そしてeスポーツも注目を浴びている。彼はそんな2つが噛み合ったことで生まれた成功者の一人だ

ソース: onGamers

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