SmileGate RPGは8月13日、MMORPG「ロストアーク(Lost Ark)」の韓国サービスにおいて、最大同時接続者数が24万人を突破したと発表した。
8月11日に新規クラスの「ソーサレス」を実装するアップデートがあり、このタイミングでプレイヤー数が増加し、同時接続者数24万人を記録したという。また、新規・復帰プレイヤーの急増を受けて、3年目のMMORPGとしては異例の新サーバー増設も行われた。
発表によると、7月の月間アクティブユーザー数(MAU)は100万人を超えたという。
ロストアークの韓国サービスは、2020年7月頃までは低迷していたが、シーズン2アップデートを皮切りに一気に息を吹き返し、最近の軍団長レイドでさらに勢いを増したようだ。
「レイド」がロストアークの主力コンテンツとして浸透
ロストアークの韓国サービスがここまでプレイヤー数を増やしたのには主に2つの要因がある。
今年3月に「メイプルストーリー」が韓国で炎上し、その際に難民ユーザーの受け入れ先として注目されたのがロストアークだったというのが一つ。
もう一つの理由は、「軍団長レイド」と呼ばれるコンテンツの存在がある。
軍団長レイドは比較的高難易度のレイドで、TwitchやYouTube等の配信サイトで人気配信者が攻略の様子を配信して多くの人が視聴し、プレイヤーの増加に貢献したとされている。
ロストアークの開発チームは7月に実装されたレイド「夢幻軍団長アヴレシュド」について「MMORPGのレイドをビジュアルとメカニズムの両面で前進させたい」「全てのMMO開発者とプレイヤーの注意を向けさせたい」と意気込みを語っていた。
Lost Ark devs aim to push MMO raids “forward for the entire genre”- PCGamesN
実際に韓国サーバーに実装されるとプレイヤーからの評判も上々だったようで、ロストアーク史上最高のレイドとの呼び声が高い。
▼レイド「夢幻軍団長アヴレシュド」のフェーズ1プレイ映像(※ネタバレ注意)
▼レイド「夢幻軍団長アヴレシュド」のフェーズ4プレイ映像(※ネタバレ注意)
ロストアークの韓国サーバーには今年だけでも4種類の軍団長レイドが実装され、9月にはさらに高い難易度のレイドを実装する計画となっており、勢いを持続させるため新規コンテンツの追加に余念がないようだ。
ロストアークは今秋にAmazon Gamesが運営する欧米サービスが開始予定で、台湾サービスも新たに決定した。
ソース: inven
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