まもなくアーリーアクセス開始の「AcheAge Chronicles」プロデューサーインタビュー映像公開。

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動画は「ArcheAgeからクロニクルズへ」というタイトルで、「AcheAge Chronicles」が生まれた経緯と、「AcheAge Chronicles」の方向性について語られている。

「クオリティが上がった、派手になった、昔の郷愁をまた味わえる」
そういうのはもう終わりでいい。

「次のMMORPGはこうあるべきでは?」という提案を、誰かが続けなければならない

― ハン・ミョンジュン開発プロデューサー

原作のArcheAgeとMMORPGへの問題意識

✅️開発チームは、長年『ArcheAge』に携わる中で、MMORPGがコアユーザー向けになりすぎていると感じていた。

▼特に問題視していたのは

  • RvR(大規模PvP)を中心とした競争構造
  • 勢力間の人口・戦力バランスの不均衡
  • レベル上げや装備強化など、プレイヤーに要求される負担の大きさ
  • 冒険ではなく、エンドコンテンツへ到達することがゲームの主目的になっていること

原作ArcheAgeでは、開発側も「レベルカンストしてからが本番」という考えだった。

その結果、広大な世界や成長過程を用意しても、プレイヤーにとってはカンストまでの過程が単なる通過点になりやすかった。

また、上手く作られた面白いコンテンツも、繰り返し何度も周回するうちに作業へ変化してしまうことにも問題を感じていた。

「X4」という過去の開発プロジェクト

こうした問題意識から、かつて「X4」というプロジェクトを立ち上げた。

  • 競争よりも協力を重視
  • ソロプレイでも気軽に楽しめるMMORPG
  • プレイヤー同士が不足しているものを交換し、共存する世界

哲学的には、柄谷行人の著書『世界史の構造』における交換の概念を参考にしていた。

しかし、この構想はプレイヤーに十分理解されず、「X4」は最終的に失敗に終わった。

X4失敗の経験を経て、改めて開発に取り組んだのが『ArcheAge Chronicles』

ArcheAge Chroniclesが目指すもの

ArcheAge Chroniclesは、MMORPGとアクションアドベンチャーゲームの中間に位置付けられている。般的なMMORPGとは2~3割ほど異なる構造のゲーム。

重視しているのは本物のMMO世界
X4開発過程で「持続的な共有世界」の価値を改めて実感。
単にプレイヤーがインスタンス空間に集まるだけではなく、最初から広大なオープンワールドが存在していることが重要。本物のMMO世界とそうでないものは感覚的にわかる。

ソロで楽しいことが前提
従来のMMOでは「1人で遊ぶ区間は退屈だけど、(レイドなどの)協力コンテンツが楽しいから我慢する」という構造が存在している。Chroniclesでは、ソロでも快適に冒険でき、他のプレイヤーとの交流もあり、他人との協力は強制されず、他のプレイヤーに追いつくということを考えなくてよい。

レベル上げを強制しない
過去のMMOでプレイヤーから「レベルがすぐ上がるようにしてほしい」「レベルを一気にカンストさせたい」といった要望が多く寄せられていた。これは成長過程が面白くないことの裏返し。Chroniclesでは、レベル上げを気にせずに戦闘や探索の楽しさを感じられることを重視している

『従来型進化』からの脱却。「ポストMMORPG」
昨今のMMORPGは、グラフィックの進化や豪華な演出、名作MMORPGの懐かしさの再現といったことを掲げることが多い。全盛期だった頃と比べるとMMORPGジャンル全体の勢いは衰えている。MMORPGの遊び方そのものを変えて幅広いプレイヤーが楽しめるようにする必要がある。

アーリーアクセス

アーリーアクセスを実施するのは、ゲームの方向性をプレイヤーに検証してもらいたいから。

MMORPGはクローズドベータテスト(CBT)を実施するのが普通だが、有料(Buy-to-Play)のArcheAge Chroniclesでは同じ方式を採用しづらい。

アーリーアクセス初期段階ではクリアに50時間以上かかるが、プレイ時間の感覚は一般的なMMORPGとは異なる。開発チームの想定よりボリュームが小さい。

アーリーアクセスを通じて、ArcheAge Chroniclesのゲーム体験が受け入れられるかどうかを早期に確認したい。

ローカライズについて

🌎️当初は韓国語だけでなく英語音声も実装予定だった。既に英語版の声優も起用していた。

しかし、急遽その英語音声が使えなくなってしまった。

機械翻訳やAI翻訳でテキストのローカライズを行い、その後正式な翻訳テキストに置き換える予定。

正式リリースまでには大半の言語で品質の高いローカライズを実現する。

アップデート頻度

アーリーアクセスに向けた準備は順調に進んでいる。技術的な問題の大部分は解決した。

📅アップデートは週単位や月単位で対応できる。

ジェンダーロック(クラスの性別固定)や3つ目の武器の追加は月単位のアップデートを想定

緊急度の高いものは毎日対応できる。

ロードマップについては、プレイヤーがアーリーアクセス版を体験した後、意見を取り入れながら一緒に策定する方針。

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まとめ

最後に、ArcheAge Chroniclesのハン・ミョンジュン開発プロデューサーは次のように述べている。

私がMMORPGの開発に携わってきたキャリアは、MMORPGのルネサンス期とともに始まりました。

そして今、もう一度MMORPGというジャンルが大衆的な人気を取り戻し、再び盛り上がってほしいという思いが何よりも強くあります。

そのために、新しいMMORPG、ポストMMORPG、次世代MMORPGなど、さまざまな形があると思いますが『ArcheAge Chronicles』もそうした数多くの試みの中の一つです。

この挑戦が皆さんに受け入れられ、意味のある作品になってくれることを願っています。

ぜひ応援していただき、たくさんプレイしていただき、力を貸していただければと思います。

皆さんと一緒に、もう一度MMORPGを盛り上げていきましょう。

それでは、ArcheAge Chroniclesの世界でお会いしましょう。

ありがとうございました。

ArcheAge Chroniclesは11月4日にアーリーアクセス版が発売予定。

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