NPDグループの調査によると、PCゲーマーの半分は値段が下がるのを待ってからゲームを購入する習慣があることが明らかになった
NPDグループは、アメリカ人の37%はPCゲームを遊んでいるが、ゲームの値下がりが期待される場合は消費金額が制限される可能性があると分析している。
ここ数年SteamのセールスなどによってPCゲームを手軽に楽しめるようになっているが、市場における収益面では苦しんでいる可能性もあるとのこと。
アメリカのPCゲーマーを調査した結果、46%は2013年にダウンロード版のゲームを購入したという。また、ダウンロード版を購入した人はパッケージ版を購入した人よりも、値段が下がってから購入した場合がかなり多かったとのこと。
アメリカのPCゲーマーの約56%はカジュアルに分類され、残り44%はコアゲーマーに分類されている。また、コアゲーマーをさらに「ライトコア」と「ハードコア」に分類した結果、ライトコアゲーマーが24%で、ハードコアゲーマーが20%となった。
アメリカのPCゲーマーの51%は男性で49%は女性だが、コアゲーマー市場は圧倒的に男性が多く、女性プレイヤーはカジュアルゲーム市場に多いとのこと。
同調査では、アメリカのPCゲーマーの平均年齢は38歳と高めで、平均世帯収入は年6万9000ドル(約730万円)であるとのこと。
NPDグループのアナリストは、「消費者の(ゲームの値下げに対する)期待は、PCゲームにおいて消費額を最大化する際に最も厚い壁となってしまうかもしれません。PCゲーマーの半分はいつもセールがすぐやってくるということを期待しているので、パブリッシャーや販売店も同じくこういった期待をうまく管理していく必要があります」と述べた。
ソース:NPD Group via gameindustry.biz
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