「World of Warcraft」の現行バージョンが優れているのにプレイしてもらえない?海外ユーチューバーが指摘

MMORPG

Blizzard EntertainmentのMMORPG「World of Warcraft」は2022年11月に最新の拡張パック「Dragonflight」が発売されたが、プレイヤーの減少に歯止めがかからない状況だという。

「World of Warcraft」の動画を投稿しているユーチューバーのTaliesin氏は、「Why no one is Playing Dragonflight (誰もDragonflightをプレイしないわけ)」という動画を投稿。

「Dragonflight(ドラゴンフライト)」はこれまでの拡張パックの中でも特に優れており、今のWoWは非常に良い状態にあるにも関わらず、以前と比べてプレイヤーはかなり減少しており、復帰するプレイヤーが少ないと指摘している。

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不評だった前回拡張パックのツケを払わされている?

Taliesin氏は、WoWになかなか人が戻ってこない原因を次のように説明している。

  • 2020年の拡張パック「Shadowlands」があまりにも不評だった
  • Shadowlands(9.x)はWoWを棺桶に入れた
  • パッチ9.1はWoWを殺しかけた
  • 8ヶ月間代わり映えしないコンテンツが続く期間があった(コロナ禍の影響含む)
  • 失望したWoWプレイヤーがFF14へ移った
  • Activision Blizzardを取り巻くセクハラ等のスキャンダルで信頼が失墜

過去2年間、最悪の状態を経験したWoWプレイヤーは、WoWへの興味を失い、最新の拡張パックが良かったにも関わらず戻ってこなくなっているようである。

以前はBlizzardに多少のスキャンダルが起きても、WoWが楽しければプレイヤーは大して気にしていなかったが、Shadowlandsでプレイヤーからの不満が積もりに積もったタイミングと、スキャンダルが話題になった時期が重なり、プレイヤーがWoWへの信用を失うには十分だったようである。

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また、WoWからFF14に移ったプレイヤー達には、2013年からの10年分のコンテンツがあり、WoWへの興味を取り戻す暇はなかったようである。

この影響はTaliesin氏のようなWoWのYouTubeチャンネルにも起こっており、5年前の「Battle for Azeroth」の時と比べて、投稿する動画の再生数が25万回から1万2000回にまで減少してしまったという。

Taliesin氏は、「World of Warcraft: Dragonflightは、間違いなく復帰したプレイヤーが満足できる、復帰する価値があるもので、復帰プレイヤーが楽しめなければ逆に驚くほど」だとしており、アクティブプレイヤーの月額課金継続率は以前より高くなっているようである。

World of Warcraftの10.1アップデートは5月2日に予定されている。

ソース: Dot Esports

コメント

  1. 匿名 より:

    愛想尽かして出て行った奴等がその程度で戻ってきてくれるわけないじゃん😭

  2. 匿名 より:

    今回は良かったな
    このクオリティを維持し続けるしかないな

  3. 匿名 より:

    数日前にWoWのプロデューサーがツイートしてたね
    会社の上層部が開発者側の意見聞かないせいでまた有能な人が辞めて洒落にならんって

  4. 匿名 より:

    そろそろ新エンジンで作り直して

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