Daum Gamesは、Pearl Abyssが開発中のMMORPG「黒い砂漠」の韓国サーバーにおけるオープンベータテストを2014年12月17日より開始すると発表した。
また、韓国サービスの料金体系は基本プレイ無料になることが明らかになった。
オープンベータテストではミニゲーム、課題、称号、日誌などの新システムが追加され、ワールドと呼ばれるメガサーバーを導入することも発表されている。
ワールド(メガサーバー)は複数のサーバーを一つのサーバーとしてみなすことができるシステムで、従来の方式のサーバーよりも収容人数が大幅に増え、1つのメガサーバーに2~3万人を収容することを目標にしている模様。
ゲームのグラフィックスに関してもさらに強化され、全7段階のオプションで幅広いスペックのPCに対応させる。
オープンベータテストではCBTで既に公開されているバレノス、セレンディア、カルフェオンという3つの地域が開放され、レベル50まで成長させることができるとのこと。
オープンベータテストではクローズドβテストのフィードバックを受け、初期エリアの動線とクエストの利便性が大幅に改善されている。また、家庭菜園はインスタンス化することになったようだ。
クローズドβテストでは論争を呼んだPKに関してはレベル50以上で可能になるように変更された。
正式サービス以降の課金システムに関しては、ゲームの企画意図を活かせるような単純な課金制にし、複雑さを最小限に抑えるとしている。
▼オープンベータトレーラー
未公開エリアの「メディア」と「バレンシア」に関しては、2015年第1四半期、2015年第3四半期にそれぞれ実装されるとのこと。
黒い砂漠は、「R2」「C9」などのオンラインゲームを開発したキム・デイル氏が設立したPearl Abyssが開発中のMMORPGで、ノンターゲティング方式の戦闘や、ロードが一切ない広大なシームレスオープンワールド、インスタンスダンジョンが一切ないフィールド上でのゲームプレイ、攻城戦やPvPなどがフィールドで行われる「同時多発的大規模戦闘」などが特徴となっている。
黒い砂漠は2010年より開発がスタートし、2013年から2014年にかけて3回のクローズドβテストが実施された。
日本サービスも既に決定しており、日本ではゲームオンが運営とローカライズを行う。
▼黒い砂漠のフィールド(ごく一部)
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