中国メディアの報道によると、「ファイナルファンタジーXIV」の中国サービスで、将来的にレベル50まで一気にレベルアップできる有料サービスの導入が検討されていることが明らかになった。
吉田直樹プロデューサー兼ディレクターは、中国版の無料化は強く否定し、Pay-to-Winになる課金アイテム等も導入しないとしつつも、今秋に蒼天のイシュガルドを中国サーバーに実装した時あるいはその後にレベルアップブーストサービスを中国のFF14向けに販売することを検討しているようだ。
MMORPG「World of Warcraft」でレベル90まで一気にレベルアップできる有料サービスが存在するが、FF14が中国サーバーで検討しているのはそれに近いものだと予想される。
現時点では検討段階で、実際に中国サーバーに導入されるのかは不明だ。
また、吉田直樹プロデューサー兼ディレクターは、ファイナルファンタジーXIVの中国サービスが、スクウェア・エニックスとShanda Gamesの期待していた成果を収められていなかったことを認め、中国におけるゲーム市場の変化が予想よりも大きく、モバイルゲームの急速な発展がいくつかの影響を与えていたのがその原因になっていると話した。
ファイナルファンタジーXIVが巨大なゲームであるため、ゲームを体験するためにたくさんの時間が必要で、その過程で多くのプレイヤーが離れてしまっていると分析しているようだ。
こういった状況を考え、中国サーバーでレベルアップブーストの販売を検討しているのだと思われる。
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