オンラインFPS「サドンアタック2」の韓国サービスが7月6日に開始されたが、韓国メディアによると、初日から様々な問題に直面しているという。

端的に説明すれば、サドンアタック2はサービス開始時点での評判があまりよろしくない。
ゲームプレイそのもの以外で以下の様な点が不評を買っている。
- ゲームの売りにしていたわりには大したことがないグラフィックス
- それなりにハイスペックなPCでもフレームレートが安定しない問題
- シネマティックトレーラーがあまりにも扇情的
- サービスイン直後から不正プログラムの横行
- プロローグやチュートリアルがスキップ不可能
- 初期イベントで与えられる課金アイテムがイベント終了時に消滅する仕様
ゲームのサービス開始前に公開されたシネマティックトレーラーは、悪評を集めるには十分な内容だった。
サドンアタックの内容とはかけ離れているほどキャラクターの性が強調されており、「扇情的すぎる」と批判を受け、YouTubeでは半分以上の評価がネガティブなものとなっている。
ネクソンGTは「戦場のアイドル」を表現したかったようだが、このトレーラーを見たゲーマーは「テロリストにしか見えない」と例えた。
また、サドンアタック2が売りとしていたグラフィックスだが、「時代遅れ」と一蹴されている。
Unreal Engine 3を使用しているサドンアタック2だが、「バトルフィールド4」や「Crysis 3」といったゲームと動作環境が比較的近いにも関わらず、サドンアタック2のグラフィックスはこれらのタイトルより劣っているのは明らかで、比較動画もアップされている。
しかし、グラフィックスの品質以上に最適化という部分で問題をかかえているようで、動作環境を十分に満たしたPCでフレームレートが安定しないといったことが報告されているようだ。また、2016年のゲームにも関わらずDirectX 9.0cで動作しており、DirectX 11で動作しないという。
ゲームプレイそのものに対する評価では「サドンアタックよりもカウンターストライクに近くなった」「サドンアタックは簡単な操作や簡単なキルが利点だったがこれがなくなった」という声があがっていた。
この他にも不正プログラムによるチートも早速報告されているようで、韓国市場で「オーバーウォッチ」と直接対決しなければならないサドンアタック2の船出は順調とは言えない状況だ。多くの韓国メディアは「オーバーウォッチ対サドンアタック2」という構図で報道しているが、同じ土俵に立つことができるのかも怪しい。
ソース: Apple Economy, Naver Sports, inven
コメント