ディアブロイモータルでRMTを利用したユーザーをBANする代わりに資産をマイナス(借金状態)にする措置が取られる

Blizzard Entertainmentのモバイルゲーム「ディアブロイモータル」で規約違反のユーザーに珍しい形の処分が行われた。

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ディアブロイモータルには「永遠のオーブ」という通貨があり、このオーブは課金をしないと入手することができない。

しかし、外部サイトでゲーム内よりも安い価格でオーブが販売されており、これを利用するユーザーが存在する。外部サイトで売られているオーブは、盗難されたクレジットカードで購入されたものや、地域の価格差を利用した購入されたもの、ストアの不具合を突いて購入されたもの等である。当然、外部サイトでのオーブの購入は規約違反である。

ディアブロイモータルの運営は、これらのオーブを購入した規約違反のユーザーに対して、アカウントを停止する処分ではなく、アカウントの永遠のオーブの所持量をマイナスにするという措置を取った。つまり、借金をしているような状態にしたのだ。

処分を受けたあるユーザーの永遠のオーブは-249万程度となっており、次のこのオーブを利用したい場合、新たにオーブを249万個購入しなければならない。なお、オーブは7200個で12000円である。

また、このユーザーには「オーブを0個以上にしないとパーティプレイができない」という制限もかけられたようである。

Redditへの投稿によると、この処分を受けたユーザーの一人は、「過去3年間、その外部サイトを利用していたが、他のゲームでは全く問題なかった」と話しているという。

RMT利用者をBANするのではなく、無駄な金を払わせるという姿勢はオンラインゲームの老舗のBlizzardらしい機転の利かし方なのかもしれない。

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