Mainframe Industriesは、ソーシャルサンドボックスMMO「Pax Dei」を発表した
フィンランドを拠点とするゲーム開発会社Mainframe Industriesが開発中の『Pax Dei』は、中世ヨーロッパ風ファンタジーのサンドボックスMMORPG。「完全プレイヤー主導」のゲームシステムが特徴。ゲームエンジンはUnreal Engine 5。
本作は「クラウドネイティブ」を謳っており、PC、スマートフォン、コンソール問わずプレイできるようになるという。現時点では対応プラットフォームはPCのみ発表されている。
オープンワールドの広大な世界で、プレイヤーは土地を見つけて家を建て、村を作り、装備を作り、より遠くの土地を冒険して戦利品を村に持ち帰ってさらに村を発展させることができる。本作には一般的なMMORPGにあるようなNPCがいる村や町は存在せず、全てプレイヤーの手で村や町が作られることになるとのこと。海外メディアは「Rust」と「EVE Online」を融合したようなゲームだと紹介している。
Mainframe IndustriesはPax Deiの発表に際して次のように述べている。
ついに、我々が作ってきたものを公開する時が来ました。Pax Deiは、我々が過去数年間、熱心に取り組んできたプロジェクトです。そして、Pax Deiは我々がずっと前から作ることを夢見ていたゲームでもあります。
Pax Deiを一言で言えば、2つのハイレベルなコンセプトの融合です。
中世の伝統や伝説にインスパイアされた、活気のあるファンタジー世界というビジョン。ここでは神話は実在し、幽霊は存在し、魔法は疑う余地のないものです。あなたが住む渓谷では、比較的安全で平和な暮らしが営まれています。しかし、広い世界へ飛び出すと、状況は一変します。家から離れれば離れるほど、物事は奇妙になる。何でも可能になるのです。
我々は人と人との交流が究極の楽しみであると信じています。ゲーム体験は友だちと一緒に楽しむもの。だからこそ、我々はプレイヤーが自由に目標を設定できるサンドボックスとして『Pax Dei』を開発しました。そして、Pax Deiを真のMMOの規模で実現しています。結果、オープンワールドの遊び場が完成しました。自分の家を建てたり、友達と一緒に活気のある村を作ったり、何千人もの他のプレイヤーと交流し、この世界を自分のものにすることができるのです。どんな物語が生まれるのか今から楽しみです。
Pax Deiの実際のプレイ画面も確認できる紹介動画が公開されている。
開発チームによるゲームの紹介
Pax Deiのサービス時期は未定だが、アルファテストを近いうちに行うとしている。
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