Blizzard Entertainmentは、5月24日に発売されたオンラインFPS「オーバーウォッチ」のプレイヤー数が全世界で累計700万人を突破したと発表した。
「販売本数」ではなく「総プレイヤー数」としているのは、韓国などの一部の地域ではパッケージを買わずともネットカフェでならプレイできるという事情があるためだと思われる。
いずれにせよ、Blizzardにとって新たなヒット作が生まれたことになった。
ソース: GameSpot
「タイタン」の開発中止を経て
オーバーウォッチは、Blizzardが7年間開発していたMMORPG「Project Titan」が中止された事をきっかけに作られたゲームだ。
「MMORPGは今我々が開発に時間をかけるものではない」というCEOの言葉もあったように、7年も開発していたMMORPGを破棄するという大胆な決断をし、市場のニーズを見極めた上でのオーバーウォッチの成功と言えるのかもしれない。
賛否両論のユーザー評価
ゲームメディアからは絶賛され、92というメタスコアを記録したオーバーウォッチだが、ユーザーレビューは7.2と「微妙」な数字だ。
ヒーローキャラクターのバランス、マップのデザイン、ゲームモードの種類などは改善が必要という声も多い。また、価格分のコンテンツがあるのかどうかという部分も意見がわかれている。
しかし、最初に売っておいて開発費を回収しながらゲームを改善していくという戦略は昨年から予測されていたことであり、Blizzardは改善が必要なことも想定済みなのかもしれない。
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