「BLESS」 韓国版の“リビルド”が進む中での日本サービスが意味するものとは・・・

MMORPG「BLESS」のオープンサービスが2017年11月2日に開始される予定だが、韓国版の「リビルド」やその他海外サービスの状況を考えると早めの動きに感じられる

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BLESSの韓国サーバーでは8月1日から「リビルドプロジェクト」が進行中だ。
リビルドプロジェクトはBLESSのゲームシステムを根本から改善していくプロジェクトで、テストサーバーが用意され日々フィードバックを集めている。
このリビルドは現在進行系であり、日本オープンサービスが開始される11月2日の段階でもまだ韓国でテストが進行している状況だ。
このリビルドの存在がある中でも日本オープンサービス開始は何を意味するのか。

日本運営側の「待ち」の限界

BLESSの第2次クローズドβテストが10月中旬に実施されたが、このベータテストのフィードバック次第では日本サービスのオープンを遅らせることも視野に入れていたようである。

逆に言えば、韓国でリビルド版の検証真っ最中でも日本のサービスインを考え、そして決断に至ったというわけで、運営の事情も見え隠れするような印象を受ける。

今年6月には、欧米サービスのパブリッシャーが「品質への懸念」を理由にパブリッシング契約を解除したばかりだ。彼らは開発側に以前からゲームの改善を求めていたが、それが間に合わず契約解除に至ったようである。

さらに、今年5月末にはロシアサーバーがゲームの大規模な改修のためサービスの一時中断を決断した。

つまり、韓国以外の海外サービスでは、BLESSが改善されるまで待つというスタンスを取っているわけだが、現状はまだリビルド版の検証途中という段階である。

これらのことを考慮すると、BLESSの日本運営はこれ以上サービス開始を遅らせる事はできないというポイントに来ているのではないだろうか。パブリッシング契約を締結した2016年段階では、まさかリビルドプロジェクト等というものが始まるとはゲームオンも想定していなかった事だろう。

BLESSの日本サービスが決まったと発表されたのは2016年5月の事であるが、11月のオープンサービス開始はさすがに17年内には開始したいという思惑を感じるタイミングだ。

韓国ユーザーの関心薄れ


BLESSのリビルド版のテストが韓国テストサーバーで行われているわけだが、韓国ユーザーのBLESSへの関心はかなり薄れて来ているようである。

韓国メディアによると、100対100のPvPコンテンツがスムーズに進行できるほど多くのプレイヤーがテストサーバーにいないという。

つまり、大規模PvPのテストをしたくても十分な人数でできないという状況に陥っているようである。

このように、韓国ユーザーのリビルド版のテストへの関心は薄れてきている。

「BLESS」の日本CBT2ではリビルド版の改善を組み込んだクライアントが使用されていたが、リビルド版は本当に「テストバージョン」だ。

11月2日から始まる「オープンサービス」は、正式サービスではなく実質的にはオープンベータテストという性質が強い。日本でのオープンベータテストも利用してリビルド版の検証を進めていくというのが開発側の本意のようにも感じられる。

事実、韓国メディアのGameChosunは10月27日の記事で次のように述べている。

BLESSはリビルドプロジェクトがテストだという考えを捨て、完成度の高いBLESSをユーザーに提供する必要がある。

BLESSのSteamグローバルサービスは2018年に開始予定だが、これはリビルドされたバージョンで提供される可能性が高い。開発側もおそらく韓国サービスよりもグローバルサービスに主眼を置く方向に進んでいるはずだ。

まだ完成していない「リビルドプロジェクト」の真っ最中に始まるBLESSの日本「オープンサービス」は、かなり特殊な事情が交錯して開始される事になる。

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