中国のサンボーンが開発したスマートフォン及びPC向けゲーム「ドールズフロントライン2」のクローズドベータテストの感想と簡単なレビュー。
本作のクローズドベータテストは2024年11月12日~11月19日に実施された。
クローズドベータテストの感想
良い点と悪い点
- 高品質なグラフィックス
- 高品質なキャラクターのモーション
- メインストーリーはフルボイス
- ストーリーで時々挿入されるカットシーン(ムービー)は見応えがある
- レベルアップ時の演出がキャラクターごとに異なる
- 序盤から自動戦闘で攻略が可能なため、戦闘システムの面白さを微塵も感じられない
- 会話シーンが3Dモデルではなく2Dイラストのノベルゲーム風
- 冗長で退屈なストーリー
- 渋すぎるガチャの排出率
- 育成システムがコンサバすぎて革新性や独自性がない
簡単な感想
キャラクターを始めとした3Dのグラフィックやモーションは本当に良く出来ている。他のゲームと比べても見劣りしない。
戦闘システムは「XCOMみたいな感じ」という説明が適切な、ターン制のストラテジーゲームになっている。遮蔽物の後ろに隠れて敵からのダメージを軽減するような仕組みがある。
問題は、ゲームの序盤から『自動戦闘』をオンにすることができ、それで何の苦労もなくクリアできてしまうということだ。
そのため、このゲームの戦闘の醍醐味や戦略性を全く感じることがなく、戦闘開始→出撃キャラ選択→自動戦闘オン→戦闘終了というのをひたすら繰り返すだけである。
このゲームの攻略法は、「キャラクターを育成し、戦闘では自動戦闘ボタンをオンにする」だけとなっている。
ドールズフロントライン2はスマートフォンゲームによくあるステージ選択式の進行となっており、特筆すべきことは何もない。
本作で本当にもったいないのが、ストーリーテリングだ。ビジュアルノベルゲーム風の2Dイラストとテキストを使った会話でシンプルに行われる。Live 2Dですらない。瞬きと口パクがあるくらいだ。
せっかく高品質な3Dモデルのキャラクターを作ったのに、重要なメインストーリーは2Dイラストのみの進行というちぐはぐさだ。
よほど脚本が面白ければ苦ではないが、3章までプレイした限り、お世辞にも面白いストーリーだとは思えなかった。
ある意味「ドールズフロントライン2」が最もその強みを活かしているのは、ただキャラクターを眺めるだけのコンテンツ『休憩室』だろう・・・。入手したキャラクターの休憩している様子を見ることができる。
ドールズフロントライン2は絶望的なほど酷いゲームというわけではない。全体的には可もなく不可もないゲームだ。可もなく不可もないゲームが他の人気タイトルからユーザーを引き剥がせるのかは怪しいが、戦闘は全自動が良いという人は向いているのかもしれない。
コメント
これは随分辛口だ
大半がストーリーよりメインキャラを受け入れずに辞めていくよ
戦闘はオートにしたらマジでつまらない。
オートは、一回クリア後とかにしないとなんのためのシュミレーションなのかわからんだろ
ブルプロがまた勝ってしまったか
ターン制ストラテジーでオート戦闘してるだけでいい、ってまぁまぁすごいと思っちゃうけどね
キャラとか揃って育成が終わった終盤は性能でゴリ押しするだけだからオートでも。なゲームは多いけど、そういうのがまだしょぼい序盤でオート戦闘のみでいけるってのはそれだけ敵が弱いのか、オートの精度が高いのか……
後者であるならその技術をもっと別のとこに活かしたら面白いゲームができそうなもんだけど
>戦闘システムの面白さを微塵も感じられない
結論出てるじゃんw
ケツが揺れない時点で無理
散爆だしな