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「Elyon」 欧米CBT海外メディアレビュー「Blessほど失敗することはなさそうだが、大ヒットはしないだろう」

MMORPG「Elyon」の欧米向けクローズドβテストが5月7日~11日に実施されたが、海外メディアのMeinMMOがCBTのレビューを掲載しているので紹介する。

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「Elyon」(エリオン)は、TERAの開発元として知られるBlueholeが開発したPC向けMMORPG。当初は「A:IR」というゲームだったが、開発が難航し、「Elyon」として生まれ変わった。韓国では2020年に正式サービスが開始されており、欧米ではサービス開始に向けて準備が進められている。

海外メディアによるレビュー

良い点

  • ダイナミックな戦闘システム
  • 面白いダンジョン
  • 多様なキャラクターの成長
  • パズルダンジョン、ワールドボス、ハウジングなどの要素
  • 楽しいアリーナPvP
  • 大規模なPvP

悪い点

  • 序盤が非常に退屈
  • 全体的に平凡で魂が抜けたようなゲームプレイ
  • フィールドでのPvPで経験値を失う
  • 作業的なプレイがたくさん必要
  • Pay-to-Winになる可能性

TERAや黒い砂漠を過去にプレイしていた人が新しいMMORPGを探している場合、Elyonのニッチな部分がそのような人達を喜ばせる可能性がある。Elyonのアクション満載の速いテンポの戦闘、作業的な狩り、PvPが重視されているといった事がその理由となる。

中国や韓国等アジアのMMORPGをこれまで楽しめたことがない人はElyonを長く楽しむのは難しい。しかし、新しいゲームという理由でプレイして、数年遊べるニッチな魅力はある。
しかし、Elyonはニッチなゲームである事から逃れることができない。WoWやFF14、ESOに続くような大ヒット作になる可能性は無い。一方で、BLESSのように1年でサービス終了という事にはならないだろうと確信できる。最初のベータテストにも関わらず、膨大なコンテンツ量、戦闘システム、技術的な部分の最適化は良すぎるくらいだったからだ。

  • Elyonはスタートしてしばらくは信じられないほど平凡に感じられる
  • いくつかのエリアを渡り歩いて、敵を倒して、全く面白くないストーリーを聞いて、大部分は他のMMORPGと似ている
  • レベル28になるまでハウジングやPvP、ダンジョン等を遊ぶことができないので退屈な序盤に数時間費やす必要がある
  • ダンジョンには攻略ランキングがあったり、DPSメーターが実装されていたりする
  • 中盤まではソロでもほとんどのコンテンツを楽しめるが、後半はダンジョンやアリーナPvP、RvRなどパーティが必須となってくる
  • レベルが高くなるとフィールドで敵対勢力のプレイヤーと遭遇する機会が増え、クエストをするだけでもリスクが伴う
  • 戦闘はダイナミックだが、モーションの長さとぎこちなさによって魅力が少し損なわれている
  • ノンターゲット方式の戦闘はTERAに似ているところがある

レビューを書いたMeinMMOのライターは、「Elyonは間違った時期に登場した」と指摘しており、新作が少なかった2019~2020年ならちょうど良かったかもしれないが、他のタイトルが出てきた場合正式サービスまでに忘れ去られる可能性があると述べている。

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