Digital Foundryは、2026年8月にサービスが開始されたニンテンドースイッチ2版の「ファイナルファンタジー14」のグラフィックスに関する技術解説及び画質比較の動画を公開した。
Switch 2版の解像度
- 携帯モードでは約720pで3D部分がレンダリングされている
- HUDやメニューは1080p
- 720pからのアップスケールにFSR 1が使用されていると推測
- 草木などはFSRとシャープ化特有のちらつきや粒子感、ノイズが目立つ
- 小さい画面では720pの解像度自体は気にならない
- ドックモードでは1080pでレンダリングされている
- GPU負荷が大きい場所では動的解像度で1080p以下になることもある
- 極度に混雑した都市などでは急激に画質が下がることがある
- 1080pから4KへのアップスケールはSwitch 2のOS側で行われている
- モニターへの出力を1080pに固定した方が場合によっては見栄えが良くなる
- 動的解像度の設定を手動でオフにすることができない
他機種との画質比較
- PS4版よりは余裕がある
- PS4通常モデルはFSR 1でアップスケールされた900pになることがある
- Switch 2版はXbox Series S版にかなり近いグラフィック品質
- Switch 2版もXSS版もいまだにアンチエイリアシングにFXAAを使っている
- FF14のグラフィックアップデート後、PS5版とXbox Series X版のアンチエイリアシングはPC版のどの設定にもない特殊なものが使われている
- このPS5/Xbox Series X版のアンチエイリアシングには問題があり、動いているものは綺麗に処理されるが、静止している物体のジャギーが目立つという奇妙なことになっている
- Switch 2版はFXAAを使っていることでその問題が起きていない(ただし、動いた時に多少エッジがちらつく)

携帯モード時のグラフィック設定
- 携帯モードはドックモードよりも明らかに品質が下げられている
- 携帯モードでは視差オクルージョンマッピングが完全に削除されている
- 携帯モードではアンビエントオクルージョンも消えるので立体感が減る
- 携帯モードでは反射表現も一部減らされている
- 「これだけ携帯モードとドックモードで差があることに驚いた」
- テクスチャ解像度は両モードでほとんど差がない
- 携帯モードでは30fps上限
Xbox Series Sとの差
- ドックモードの時のSwitch 2版とXbox Series Sのグラフィックは近いが全く同じではない
- Switch 2版では影の解像度が低く、影の描画距離も短い
- アンビエントオクルージョンはより低品質なものが使われている
- 異方性フィルタリングの品質も低いため、遠距離の地面がぼけやすい
- Switch 2版もXbox Series S版も植生の密度と描画距離は同等の低設定
- ほとんど場面ではSwitch 2版は他のプラットフォームと同じ品質のテクスチャ解像度


ロード時間
- Switch 2版はのロード時間はXbox Series SとPS4の間くらいの速さだが、PS4版より遥かに速い
- Switch 2版で表示キャラクター数などの設定を最大にすると、混雑エリア入場時にロードが長くなることがある
- Xbox Series Sで3.39秒かかるロードにSwitch 2版は7.07秒かかった
フレームレート
- Switch 2版FF14はフレームレート上限を解除できるが60fpsに届くことはほとんどない
- 負荷が軽い場所でも50fps前後で、負荷が大きな場所では30fps付近に低下する
- 昔のマップなら50fps程度で動作するが、最新マップだと40fps以下に落ちる
- 30fps固定設定をオンにすることを強く推奨
- ただし、他の機種で30fps固定した時ほど安定しない。今後の最適化に期待
- Switch 2のCPUがボトルネックになっている可能性が高い
- 自分以外のキャラクターの戦闘エフェクトを全てオフにすると、大人数での戦闘時のフレームレートがより安定する

Switch 2版の立ち位置
- Switch 2版は携帯モードで遊べることが最大の利点
- テレビやモニターで遊ぶ場合、他のゲーム機やPCを持っているならあえてSwitch 2版でプレイする必要はない
- Switch 2の携帯モードは30fps固定だが数週間で慣れる
- FF14でSwitch 2版の画質をさらに下げてまで60fpsにこだわる意味はない
- FF14はリリースから13年経っているので最先端グラフィックで勝負しているゲームではなく、携帯モードと引き換えに妥協は可能
- Steam Deckなどの携帯型ゲーミングPC版を持っているならそちらでプレイする手もある
- 携帯型ゲーミングPCはより細かく設定を変更できる
- SteamOSはFF14非対応だが、外部ツールを経由してプレイすることができる。これまでSteam Deckでプレイしたからという理由でBANされた人はいない
ソース: Digital Foundry


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