MMORPG「Tree of Savior」 1次CBT 海外メディアレビュー

imcGAMESが開発中のMMORPG「Tree of Savior」の第1次クローズドベータテストが2015年1月15日~18日に実施されたが、海外メディアがCBTのレビューを掲載しているので、結論部分を抜粋して紹介する。

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Game Chosun

高い期待の中で公開されたTree of Saviorは確かに豊富なコンテンツを持っていた。
RPG本来の楽しさを十分に感じることができたし、多様な職業システムによって成長する楽しさも十分に活かされていた。

また、ラグナロクオンラインから続くキム・ハッキュ氏特有のコミュニティ重視という特徴までそのまま持ちあわせており、他のプレイヤーと一緒に遊んだ時にさらに大きな楽しさが与えられると思われる。

その代わり、戦闘システムとスキル、職業間のバランスは今後の開発期間と将来のテストを介して調整し改善すべき部分である。RPG、特にPCオンラインゲームのMMORPGで基本となる職業や戦闘スキルといった部分をもう少し整えて魅力的にすれば、「Tree of Savior」の潜在力は無限に成長するだろう。

ゲームはまだ殻を破って出てきたばかりであるだけに、1次CBTのフィードバックを取り入れて、改善をしていけば、第2のラグナロク、あるいはそれ以上を期待できる。

引用元: https://www.gamechosun.co.kr/article/view.php?no=120716

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GameMeca

Tree of Saviorはよく出来た古典的MMORPGだ。過去のものをさらに発展させたグラフィックス、能力値を一つ一つ上げながらキャラクターを育てる成長システム。「これだ!」というような革新的なものはなかったが、思い出補正で美化された過去を現代の流れにうまく合わせている。

操作性も全体的には悪くなかった。移動も攻撃も全てキーボードだけで操作可能で、ジャンプ機能が導入されており、よりダイナミックな戦闘が可能だった。ノンターゲッティング方式だから近接キャラクターの育成方法もさらに多彩になった。画面演出をもう少し加えたらもっと緊張感あふれるプレイが可能だろうが、「Tree of Savior」の古風な雰囲気を損なうことはしない方が良いだろう。

引用元: https://www.gamemeca.com/preview/view.php?gid=812587&gcode=review

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Gameabout

Tree of Saviorは理解できないゲームでした。実際にプレイした時も、反復的で作業のような狩りなど、自分は好きではないゲームプレイがメインとなる古典的な形のMMORPGでした。

しかし、Tree of Saviorは不思議なことに面白かった。過去のゲームでもよく見かけたシステムだったし、それほど特別なこともなかったが、妙に続けてプレイしたくなる心惹かれるゲームでした。週末も記事執筆用のノートPCでゲームをつけてずっとぶら下がってるほどでしたからね。私が話したTree of Saviorをプレイした人たちも、私と似たような感想を持っていました。

Tree of Saviorは、「誰が今の時代にこんなゲームをプレイするんだ?」という思いが自然と出てくるようなあまりにも古典的なゲームですが、今の時代だからこそなかなか体験できない新鮮さを持っています。流行は廻り廻っているといいます。90年代の歌が今になって人気に火がつくように、Tree of Saviorという古典的なゲームで新鮮さを感じる人も絶対にいるのではないでしょうか。

これで最初のテストが完了しました。足りない部分もあったが、Tree of Saviorの可能性を十分に見ることができたテストでした。今後どのような姿を見せるのか、Tree of Saviorの次のテストが楽しみです。

引用元: https://gameabout.com/review/3079403

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inven

「マインクラフト」の開発者マルクス・ペルソンはこのような言葉を残しました。 「自分自身でゲームを作ると、人々が何を望むのかを簡単に知ることができる。それにもかかわらず、多くの人々は不透明な『大衆が求めるゲーム』を作ろうとする。もし自分で作ったゲームを自分自身が好きであるならば、きっとそのようなゲームが好きな人は必ずいるだろう。」

「TOS」は流行に乗るという考え方が全く入っていない。現在、大多数が考えている新作にはこのようなことはなかったと思います。高いクオリティのグラフィックスと演出、便利なインターフェース、親切なクエストやレベルアップなど、大衆性のためのほとんどの要素はこのゲームで見つけることができませんでした。自分が良いと思う好きな道を歩んでいるという印象です。

「楽しい」とはいったい何でしょう。辞書的な意味としては楽しい気分や感情のことですが、ゲームでその楽しさを感じるのは、以前とは別の何か新しいものを遊んでいる時が多いです。

いずれかのジャンルで圧倒的なヒット作が出現すると、同ジャンルの他のゲームは楽しさという部分で正しく評価されないことがほとんどです。スタークラフト以降のRTSのゲームがそうでしたし、「WoW」の後のMMORPGも同じでした。 そのような面で、普及しているコードを気にしていない「TOS」はむしろブルーオーシャン(競合相手のいない領域)を開拓することができるという気がします。

ToSはまだ完成度が足りませんので、ゲームに強い興味を抱いている人ほど否定的な評価を下すことも理解しています。
しかし、こういったスタイルに楽しさを感じるユーザー層は思ったより幅広いように思えます。大衆性の面で最も肯定的に挙げたい部分は、テスト期間中にフィードバックへの反映が驚くほど速かったということです。 ゲームはまだ足りない部分もあるが、テストは成功していたという感想を述べたいですね。

今の時代、サービスが行われているオンラインゲームは本当に多いです。しかし、様々なタイトルを遊んでも楽しいと思えるゲームを見つけるのは難しいです。今、昔、ゲームのスタイルの違いはさておき、楽しいゲームに出会いたいと思います。そして、会えそうです。

引用元: https://www.inven.co.kr/webzine/news/?news=125677

Steparu.com

テストの最初の数日は狂ったようなログイン問題にみまわれたが、Tree of Saviorの最初のクローズドβテストは素晴らしいものでした。奇妙なことに、ベータの多くのプレイヤーはあらゆる場所でうさぎのようにジャンプしてました。
ジャンプができなければMMORPGとは言えないですよね?私は、開発チームがジャンプに関して大きな変更をしないでほしいと思っています。

ベータテスト期間はノンストップでプレイし続けました。私は間違いなく第2次クローズドベータテストやインターナショナルベータテストも試してみることでしょう。

私のフォロワーや読者からの最大の不満点は、ボスを倒すのが簡単すぎるということでした。私としては、ダンジョンやレイドに関連したコミュニティ機能やソーシャル機能をもっと見てみたかったです。

引用元: https://steparu.com/reviews/mmorpg/1711-tree-of-savior-online-closed-beta-review-in-progress-part-3-finale

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gameshot.net

3千人の募集に9万人が殺到したほどの期待の中で行われた1次テストは率直にいって、1次CBTとは思えないほどの多様なコンテンツとゲーム性に「Tree of Savior」への期待を十分に満足させてくれた。
多様なコンテンツと同じくらい多くのバグがあり、発疹が出そうになったが、これも待っていたかのようにすぐにパッチが当たって直ったし、スキルと職業バランスは明らかに改善すべき点が多いが、まだ1次CBTなので今後のスケジュールでプレイヤーのフィードバックを受けて修正可能だと思われる。

事実上、土方同然の打撃中心のハックアンドスラッシュ戦闘に加えて、単調なクエストが特徴である「Tree of Savior」はおそらくスマートな時代にはふさわしくない、粗悪なゲームかもしれない。しかし、テストが終わってから2日が過ぎたにも関わらず口ずさんでいるBGMと、筆者の指先に感覚を残した「Tree of Savior」は期待できる作品であることは間違いない。

引用元: https://www.gameshot.net/common/con_view.php?code=GA54be670014c12

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THIS IS GAME

“洗練された服を着た老紳士のようなゲーム”

※THIS IS GAMEのレビューは2人の記者の対談形式

ハンナ記者: ひとまず、反復的な狩りとソロプレイ以外のほとんどは賞賛だったわけだが、「ラグナロクオンライン」や「キム・ハッキュ」というネームバリューがなくても、「Tree of Savior」は面白いゲームでしたか?

コムシン記者: はい。私にはROの思い出はないので確信を持って言えます。私にはこのゲームを比較する対象がありませんよ。それでも面白かったです。問題点は本当に多いですが、それでも面白いと感じたのは、バグが修正されたら方向性が確実に見えたからです。「あ、これはダメだな。やめよう。」と思わなかったです。

その上、imcGAMESも素早いパッチ対応で問題を修正するというのを数回見せてくれました。内部的には既にいくつかの方向を勘案し、今回のCBTを通じてユーザーが何を望むのかをテストしようとしていたと思います。

ハンナ記者: 私もとても肯定的なのは「ラグナロクオンライン」から持ってきたようなコミュニティとビジュアルと操作感程度でしたが、これらはラグナロクオンラインにしかない思い出ではないですよ。「ラグナロクオンライン」だったら職業システムはもっと単純で、狩りはクエストなしで行わなければなりません。これまでのグラフィックスで見つかった利点と自分が可能な利点を持ってきたんだと思います。
Tree of Saviorを楽しむために、ラグナロクオンラインや同じ時代のMMORPGの記憶は必要ありません。思い出で若干の補正がかかるかもしれませんが。

コムシン記者: キム・ハッキュ代表は「Tree of Savior」を発表したとき、「私ではないとこのようなゲームは誰も作りそうにないのでToSを作った」と言っていましたが、これが何を意味していたのかわかりました。そして、もう一つ話したいのは音楽ですが、ちょっと似合わない場所もありましたが、クオリティは神がかっていました。

ハンナ記者: 大いに共感します。音楽からは離れますが、グラフィックス一つをとっても最近のオンラインゲームの中ではユニークなゲームですが、ゲームの内容まで近年のトレンドを完全に無視しています。最終的には今回多くの論争を巻き起こした戦闘と成長のバランスをどう捉えるかがカギとなりそうですね。

引用元: https://www.thisisgame.com/webzine/game/nboard/16/?n=57653

Tree of Savior 公式サイト(グローバル)

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