新作MMORPG「Elyon(エリオン)」だが、韓国市場での人気は芳しくない
韓国メディアはElyonについて、苦戦しておりヒットできなかったと報じた。
Elyonはかつて「A:IR」という名前で発表されたが、その後ゲーム内容が大幅に変更され、タイトルも「Elyon」となり、2020年12月に韓国サービスを開始した。
▼Elyonのトレーラー
一度もゲームランキングトップ10に入れず
Elyonはサービス開始後、一度も韓国のゲームシェアランキングトップ10に入ることができず、1月19日時点では0.48%程度のシェアで、新作ゲームとは思えないほど下位に沈んでいる状況のようだ。
「A:IR」の特徴だった空中戦を捨てて、地上の戦いのみに集中したのが「Elyon」である。
開発が難航したために妥協せざるをえなかったようだが、それによって量産型MMOのようになってしまったため、ヒットは難しいだろうという雰囲気はサービス開始前から漂っていた。
グラフィックスや世界観等に関しても話題性に欠けるとの評価だ。
また、1000円程度のゲーム利用権を買わないとプレイできないBuy-to-Play方式を採用したため、オンラインゲームのほとんどが基本プレイ無料の韓国市場では遊ぶためのハードルが高くなったのも不振の理由だとされている。
サービス開始後の度重なる緊急メンテナンスや、修正しきれていなかったバグも人気不振の原因になった。
かつて「TERA」をそれなりにヒットさせたBlueholeだが、頼みの綱の「PUBG」も既にピークアウトしており、その後作ったモバイルゲームも不振続きで、凋落の一途を辿っている。
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