ブループロトコルの比ではない。「最も短命だった大手MMORPG」のギネス世界記録

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オンラインRPG「ブループロトコル」のサービスが2025年1月18日で終了し、運営期間1年7ヶ月と、PC向けオンラインRPGの中では短命に終わってしまったが、これでは「短命MMO」のギネス世界記録は更新できない。

短命なMMORPGという不名誉なギネス記録を持つゲームを紹介する。

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「最も短命な大作MMORPG」のギネス世界記録

APB: All Points Bulletin

サービス開始:2010年6月29日
サービス終了:2010年9月16日

運営期間:79日

解説:APBは現代の都市を舞台としたオープンワールドMMORPGで、犯罪者と執行官の2つの勢力に分かれて銃撃戦やカーチェイス等のPvPミッションを攻略したりと、グランド・セフト・オートに似たようなゲームだった。「All Points Bulletin」とは「全国指名手配」という意味である。

APBの開発費は1億ドルを超えていたとも言われており、Realtime Worldsはゲームを発売したはいいものの経営を立て直せるだけの利益は出せず、スタッフが解雇され、同社は倒産し、APBのサービスも終了せざるをえなくなった。

しかしAPBには続きがあり、米国のK2 Network社がAPBの権利を150万ドルで購入し、子会社のReloaded Productionsで2011年に「APB: Reloaded」として復活させた。

現在でもAPB Reloadedは生き残っているが、前身の「APB: All Points Bulletin」は79日で終わってしまいギネス記録となった。

ギネス世界記録公式ページ:Shortest-lived major MMORPG | Guinness World Records

「最も短命なMMOゲーム」のギネス記録

Phylon(ファイロン)

サービス開始:2007年6月20日
サービス終了:2007年7月10日

運営期間:20日

解説:RPGのジャンルに絞らない場合、MMO(大規模多人数同時参加型オンライン)ゲームとして短命のギネス記録に登録されているのは「Phylon」というシューティングゲームだ。

アメリカのRapid Reality Studiosによって制作されたこのゲームでは、プレイヤーは3つの勢力のいずれかに所属し、惑星Anuraの支配権を巡る戦いを繰り広げる。

そんなPhylonだが、突如としてサーバーが閉鎖され、公式ウェブサイトも予告なしに削除され姿を消したという。

ギネス世界記録公式ページ:Shortest-lived MMO videogame | Guinness World Records

非公式記録「カオスサーガ」

ギネス世界記録には登録されていないものの、全てのMMOを上回る記録を持っているのが「カオスサーガ」と呼ばれるブラウザMMORPGだ。

サービス開始:2016年11月15日
サービス終了:2016年11月16日

運営期間:1日

解説:カオスサーガはDMMを通じてリリースされたが、直後からゲームのキャラクターモデルが「ファイナルファンタジー11」から盗用されたものだと指摘され、運営会社が自主的に撤収し、瞬く間にサービスを終了させた。中国で開発されたゲームのようである。

DMMの新作ブラウザMMORPG「カオスサーガ」 1日でサービス終了
DMM GAMESとブライブは、ブラウザMMORPG「カオスサーガ」のサービスを11月16日(水) 15:00をもって終了すると発表した。サービスインからわずか1日でサービス終了する事態となった...

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コメント

  1. 匿名 より:

    チヨタヌは?

  2. 匿名 より:

    ブルプロは果たしてMMOだったか?

  3. 匿名 より:

    ブルプロはMMOじゃないんで

  4. 匿名 より:

    未だにMMO/MMOじゃない議論(というか論マウント)してる奴そろそろ飽きない?

    • 匿名 より:

      大半はネタで言ってるだけだろ。面白いかは別にして。
      たまに長文でお気持ち表明してるのはガチだけど

  5. 匿名 より:

    MMOという表現がライト層にはまったくウケないのかもしれない
    ブルプロはメタバースとか違う表現でMMOをするほうがいい

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