法的措置によって配信を停止した「ファイナルファンタジー14」用の外部ツール『Mare Synchronos』の制作者が、ストリーマーのXenosys氏のインタビューに応じ、動画に声で出演した。
3時間もの動画では『Mare Synchronos』の制作者であるDark Archon氏(Her Royal Floofnessとしても知られる)が質問に答えた。
ツール制作者のインタビュー要点まとめ
- MOD制作者は「Dark Archon」を名乗り、37歳でスイスに住んでおり、10年以上のソフトウェア開発経験があると明かす
- 「Mare Synchronos」の開発の99%は1人で行った
- 「Mare Synchronos」はチートツールだと誤解されることがあるが違う
- 「Mare Synchronos」にレイドなどの攻略を支援する機能は一切ない
- 具体的には、プレイヤーのローカルデバイス上のMODデータをサーバー経由で他のプレイヤーに送信し、相手のクライアントで同じ見た目を再現するツール
- 「Mare Synchronos」自体に改造機能はなく、PenumbraやGlamourer等のMODローダープラグインが適用する
- PenumbraはFF14のゲームクライアントに対し、「このファイルの代わりに別のファイルを読み込め」と指示するプラグイン
- インターネットやオンラインゲームの文化として、”自分と関係ない物がなくなると喜ぶ傾向がある” と制作者は考えている。自分が遊んでいない他のゲームのサービスが終了すると喜ぶ人がいるのがネットの性質だと指摘
1ヶ月で完成。公開後はDDoSに悩まされる
- 「Mare Synchronos」を作ったきっかけは、所属していたフリーカンパニーの知人と、自分が使っているMODファイルやその設定を手動で共有していたものの、その過程が非常に面倒に感じたことだった
- 皆の見た目が同じになるように、6~7人でMODデータを共有し合うのは大変だったため、「Penumbraの設定をサーバー経由で共有したらどうか」というアイデアが生まれた
- 数百MBに及ぶMODファイルを送受信するのは馬鹿げていたが、試しにやってみた
- 1ヶ月ほどでプロトタイプが完成。フリーカンパニーのメンバーや何人かの友人がMare Synchronosのテストに参加した
- プロトタイプ完成から2週間後、Mare Synchronosを公開。予想外の反響で、急速に普及した
- 制作者「ニッチなプラグインだと思っていたが、こんなに人気が出るとは思わなかった」
- 「Mare Synchronos」の公開後、1000~2000人のユーザーが殺到し、サーバーが頻繁にクラッシュしたり、アクセス集中による意図しないDDoS状態に悩まされた
- 悪意のある第三者から、本格的なDDoS攻撃を受けるようにもなった。制作者いわく、サーバーが頻繁に攻撃を受けていたスクウェア・エニックスの気持ちがよくわかったとのこと
- その対策で、DiscordアカウントとLodestone情報を用いた認証システムの導入を余儀なくされた
- Mare Synchronosはロールプレイやフレンド間の交流に重宝されたが、同時にエロMODやGooning用途などで偏見も持たれた
- 制作者は週60時間以上を「Mare Synchronos」の開発と運用に費やしたことを振り返り、『俺は馬鹿だった』と自嘲した
- DDoS攻撃はいたちごっこで、対策しても別の方法で攻撃してきたため、完全に防げなかった
ツールの累計ユーザーは27万人
- 「Mare Synchronos」の利用者は徐々に増えていき、最終的に累計27万人に到達
- 月間アクティブユーザーは13万人を記録
- 「Mare Synchronos」によるデータ転送量は毎月1.5ペタバイトに達した
- 当初は1台だったサーバーは27台にまで増えた
- 制作者は「Mare Synchronos」の開発は金銭的な理由ではなく、コミュニティが楽しめるサービスの提供だったので、ツールを無料で提供し続けた
- ユーザーから寄付したいという声が寄せられたのでPatreon等で寄付を受け付けるようにもなった
- 「Mare Synchronos」はFF14コミュニティ全体を巻き込んだ現象で、ハードコアプレイヤーもカジュアルプレイヤーもMOD愛好家も、様々なプレイヤー層に影響を与えた
Mareがなくなっても他の方法でMOD利用は続く
- FF14のキャラメイクシステムは自由度が少ない
- 角と顔を別々に選べない、髪型や顔の選択肢が少ない等、プレイヤーの望むカスタマイズが十分にできないと指摘
- この制限をどうにかしようとしたくて外見MODは作られる
- 「黒い砂漠のキャラメイクシステムは素晴らしい」と制作者
- FF14が同レベルのシステムを導入できれば、Mareは必要なかったかもしれない
- 「コミュニティのMOD依存は根強く、Mareがなくなっても他の方法でMOD利用は続くだろう」と予想
- 制作者はFF14がスパゲッティコードだと推測。旧FF14や2.0時代の古いコードが複雑に絡み合い、簡単にシステムを変えられなくなっている状態
- 「FF14のソースコードをいじれば全部壊れてしまうだろう」と表現した
- 制作者は、パッチ7.3でバグが多発したのは、開発リソースが足りないからだと分析しており、利益を優先して開発への投資を怠っている可能性を示唆した
アンチチートを実装すればMODは完全に排除できる
- 制作者はスクウェア・エニックスからC&Dレター(停止通告書)が届き、内容は法的リスクのため公開できないが、ツールの即時配信停止を求められたと説明
- スクウェア・エニックスがMare Synchronosを停止させた理由について、制作者は「目立ちすぎたから」だと推測
- 身元がバレた理由を問われると、「大規模にサーバーを動かしていれば隠すのはほとんど不可能。サーバーをロシアにでも置いていれば話は別だが…」と制作者
- スクウェア・エニックスは外見MODを黙認してきたが、Mareは一線を越えてしまったと解釈している
- 一部のMODは行き過ぎており、キャラクターの性的要素を過度に強調したり、子どものキャラクターを性的な対象に改造したりといったものがあり不快だったと制作者は語った
- 他のユーザーに不快感を与えた利用者はMare Synchronosのサービスから追放した
- スクウェア・エニックスが完全にMODを排除する方法としては、『アンチチートシステムの実装』があり、それを導入すればMODは完全に終わると制作者は断言した
- 一方で、アンチチートを入れるとユーザーが大量に離脱し、FF14自体が死ぬかもと警告。ラグ軽減プラグインは北米やヨーロッパでは必須級だと指摘した
ツールの公開停止は「悲劇」
- Mare Synchronosの停止に関しては、「個人的には悲劇」「自分が投資した3年間はどんな形でも返ってこない」「心にぽっかりと穴が空いた感じ」と心の内を明かした
- Mare Synchronosのプロジェクトを通じて制作者もたくさんの友人ができ、今でも連絡を取り合っている
- 利用者の中には「Mare Synchronosを使っていたおかげで妻と出会って結婚した」という人までいた
- ツール開発の経験で自分自身大いに成長し、多くのことを学んだ。これは誰も奪うことのできないもの
- Sync Shell(シンクシェル)と呼ばれる機能を追加したことは唯一後悔している
- シンクシェルを使うと、グループに参加している人全員のMODを一斉に同期できる
- グループは上限300人だったため、シンクシェルのせいでサーバーの負荷が増大した
- 「シンクシェルに参加して」とゲーム内でシャウトしていた人もいた
- 300人いたら、ペアリングが12000回発生する。シンクシェルはMare Synchronos全体の80%の通信を占めていた
- Mareの使用統計の50%は北米だった
“代替ツールを急ぐ必要はない。良い解決策が出てくる”
- Mare Synchronosの代替ツールについては「今作られているものには関わっていないし、利用を推奨しない」と制作者
- 既に制作者の知り合いが代替ツールを使っていて、アドベンチャラープレートにその名前が入っていたけど、調べていたら「なんかヤバい」と言われた。良くないらしい
- 制作者はコミュニティに対し「焦るな、落ち着け」「新しいMareは慌てて作るな、時間をかけてより良いものを」と呼びかけた
- 制作者の引っ越しのタイミングと重なったことで、「寄付金で家を買って逃げた」というような噂が出たことについて、事実ではないと否定。3年間心血を注いできたプロジェクトを自分から潰すようなことはしないと語った
- 他のMODやツールが影響を受けるかについては、「正直、わからない」「なぜ自分が通告を受けたのかもわからないし、これが他のプロジェクトに広がるかもわからない」とのこと
- 制作者は、FF14MODコミュニティの未来について、「コミュニティはスクウェア・エニックスの措置に関係なく自滅するかもしれない」と警鐘を鳴らした
- Mare Synchronosの停止が発表されてからのコミュニティの反応は「反吐が出る」と批判
- 内輪もめで同じ船に乗っている者同士が争う状況を批判し、「物事を大局的に考えろ」と呼びかけた
- 制作者は「良い解決策が出てくるだろう」との希望を語ったが、「自分はもう関わらない」とした
- 制作者は現時点では他のことをしようとは考えておらず、ちょっと休みたいと述べた
Mare Synchronos制作者からの感謝
- 「Mare Synchronos」という名前の由来は、Mareはラテン語で『海』、Synchronosは『同期』で、MODのデータを海のように広げて同期するイメージが込められている
- 制作者は「コミュニティの皆がいなかったらMareはなかった」「ユーザーからのフィードバックやサポートが開発の原動力だった」と感謝を伝えた
- 特に素晴らしい仕事をしてくれたDalamud(FF14のプラグインフレームワーク)の開発チームには感謝を伝えたい
- 制作者「この経験は大変なものだったが、やってよかった。20年老けた気分だけど」
- 「Mare Synchronos」の制作者・Dark Archon氏は改めてコミュニティに感謝を伝えた
スクウェア・エニックスは8月28日、「MOD文化とMODツールの使用について」というタイトルで吉田直樹プロデューサー兼ディレクターのメッセージを公開した。
詳細は以下

MOD文化とMODツールの使用について | FINAL FANTASY XIV, The Lodestone
MOD文化とMODツールの使用について




コメント
FF14というゲームあってのツールでありコミュニティなのに、この開発者からFF14やFF14開発者への敬意が一切感じられないのがただただ不快だわ
>利用者の中には「Mare Synchronosを使っていたおかげで妻と出会って結婚した」という人までいた
これ笑ったわ
前提にFF14があることを忘れてる
元のインタビュー音声聞くとFF14の開発チームへのリスペクトは普通に感じられる
批判的なコメントだけまとめられてるし、そもそも批判を引き出すような質問の仕方ばかりされてる
FF14はアバター販売で成り立ってるからなぁ
それを無料でってなれば訴訟になるわな
別ゲーでやれ
自己満なら許されただろうけど、共有が不味かったな
売り上げ低下を招く言われて損害賠償請求されないだけマシちゃうか?
サーバーが27台も必要になった時点でマズイと思わなかったのがな
黒い砂漠が良いならそっちやれよw
評価できるのがキャラクリだけだったのかも
砂漠のキャラクリもいろいろ弄れるけど
結局韓国人顔にしかならないからな…
黙認していたら増長していくという典型的な例
27万人は広まりすぎだし既に代替ツール出来てるんだろうな
他プレイヤーのクライアントにデータを送り込むのってめちゃくちゃヤバそうだけど、なんでこいつは自分が正しい前提で語ってるの?
こいつの言い分としてはクライアント改変は別の奴らがやったこと
自分はそいつらをロードしてるだけだから悪くないってのが根底にある
その上で結構なユーザー数で寄付による結構な稼ぎがあったから自分は認められてると増長した感じ
作者の周辺は肯定的なコミュニティで占められてるだろうしな
Patreonで集まった金額と鯖運用代の収支にも突っ込んでほしかったが都合悪い質問には答えないか
ゲーム内で裸で乱交してたらそら禁止されるわ
まあこれを潰しても似たようなのは出てくるだろうな
明らかにやりすぎのMOD
どっかの国の政治家に危険性について発言されたら国際問題になってただろ
バトルに対する支援機能の有無なんて関係ねーっつの
スクエニがダメだっつってんだからダメなんだよ
なにが感謝だよただスクエニに不要な仕事を増やしただけなのにどのツラで言ってんだ
運営への「リスペクト」…何処に行った?
ナオキのオジキがハジキをカッチーンした正当性が露わになっちまったなあ~~~!?
MODはローカルだからグレーなのに他人から見えてたらアウトすぎる
そんなに自分が有能だと思って好き勝手にしたいなら、好きなようにキャラメイクできるようにFF14みたいなゲームを1から作ってお好きなように遊んだら?と思ってしまう
正当化しないで欲しい
まんまユダヤ人だな
他人様のゲームにただ乗りして金儲けしといてなんでこんな偉そうなんだ…
「Mare Synchronos」はチートツールだと誤解されることがあるが違う
PenumbraはFF14のゲームクライアントに対し、「このファイルの代わりに別のファイルを読み込め」と指示するプラグイン
チートツールで草
PenumbraがチートツールなのはそうだがMareとは別もんだぞ
叩くなら叩くで正しく叩け
利用規約に違反してることしてるのに罪の意識がなくてワロタ
キャラメイクだけならともかく、服装やモーションまで変えるMO出しておいて
キャラクリの自由度が高ければこのMODは必要なかったかもとか言ってるのは草なんよ
アンチチート導入したぐらいで対応できるわきゃねーだろw
ただのイタチごっこになるだけなのは分かっているだろうに運営の対応が悪い論に持ってきたいんだろうな
ユーザーメイドの外見変更だけに留めておけばな
吉田のお気持ちでも特に触れてたけど、
裸にエロ目的のモーション改変、MODを介した課金ミラプリ装備のタダ乗り利用が野放しだったのは何の擁護もできない
自分のツールがどうしてここまで大規模になったのか、こいつ自身が一番よく分かってるからそこには触れない。とんだ卑怯者やで
CoDとかが導入してるPC根幹レベルでのアンチチートですらイタチゴッコしてんのにこの規模のMod作成者がそんなこと知らんふりしてアンチチート入れれば根絶とかよく言えるな
マジで頭おかしいわ
スピード違反の取り締まりがぬるいなら公道を200kmで走ってもいい、ぐらいの暴論じゃねぇか
対人ゲームのチートは悪意とビジネス目的で作られるがこの手のModはこういう機能あったら便利なのに公式が実装しないからみんなのために作ったぜ!みたいなノリだから同列に語ってはいけない
公式がアンチチート入れてMod全面禁止ですって言えばほとんどのMod作者はアンチチート搔い潜ってまで作るモチベ無いのよ
グレーが完全に黒になるとコミュニティの賛同も得られにくくなっちゃうし
実際の行為のみによって判断されるべきだとは思うが…
正直に言わせてもらうと、放置しておけばエスカレートする(既にそうとも言える)品性に期待できない類の人間か?って印象がものすごく強い
予算をかけて運営されてるゲームに乗っかったプログラムがある日禁止される可能性なんて当たり前だし、明らかにゲーム運営に悪影響を及ぼすレベルだろうに
キャラ全裸にして本来は存在しない卑猥なエモートさせてエロチャに使われてたんだろ
そりゃ潰されるわ
でもさ
時速40kmまでの道で
時速60kmまではセーフって風潮あるじゃん
世の中ってこういうもんじゃね
この人は60キロで走っていいぞって周りに広めてた側だから目を付けられた
あくまで風潮だからそれで捕まっても仕方ない
한심하다
ACT野放しなのは検知できないからか
プレイヤーにも運営にもダメージ無いから積極的に取り締まる動機が無いからだね
規約的には問題だけど、頑張って検知して取り締まってもプレイヤーに対しても売上に対してもなんのメリットもないから無視してる感じ
Mareは運営に相当のダメージが有るものだから動かざるを得ないし、その取り締まる根拠は規約で説明出来る
MOD作るならプレイヤーにも運営にもデメリットがあってはならないのは、MOD文化として当たり前と思ってたんだけどね
新規が増えすぎたのか・・・
まず著作物のプログラム書き換えて好き放題しその上それを不特定多数に配布する行為がMOD文化とか名乗って持て囃される現状がどうかしてると思う
本来もっとアングラなものだろそういうのって
そもそも利用規約とかで禁止されてる行為なんじゃないの
そうだよ、利用規約で禁止されてるのは大前提だし、公式も(当然だが)規約を守れと言っている
どうみてもアウト行為しておいて罪の意識微塵もなくて草
MODチート野郎はこれだから
運営がチート歓迎なんてしてるからこういうことになる
攻略系MODがチートなのに放置されてたら見た目変えるだけならいいだろというやつが大量に出るのも当然
歓迎したことなんてないだろ
別の世界を映し出して乱交するだけのModなのに!
それでACTとlogsはいつまで放置するんですか