MMORPG「エルダー・スクロールズ・オンライン」が10周年を迎える

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2024年4月4日、ZeniMax Online StudiosのMMORPG「The Elder Scrolls Online」がサービス開始10周年を迎えた。

シリーズ初のMMORPG「The Elder Scrolls Online(エルダー・スクロールズ・オンライン)」は、2014年4月4日にPC向けのグローバルサービスが開始された。日本語版は2年後の2016年6月にDMM Gamesが提供を開始した。

発売当初は「不評」

ESOは10年続いているゲームだが、最初から順風満帆とはいかなかった。

2014年のサービス開始当初、ESOはゲームメディアだけでなくプレイヤーからも痛烈な批判を受けることになる。

サービス開始当時のESOは、「MMORPGでもなければ、エルダースクロールズでもない中途半端なゲーム」という意見が大半を占めた。

10点満点中で5点や6点のような低評価をつけるゲームメディアも少なくない状況だった。

当時のレビューのまとめは当サイトで読むことができる。

開発陣も認めているが、MMORPGであろうとするあまり、ユーザーが求めていたエルダースクロールズならではの自由度や没入感が失われていると指摘されていた。

2015年3月には「Tamriel Unlimited」と呼ばれるアップデートが実施され、月額料金が不要となった。代わりにサブスクリプションサービスの「ESO Plus」が導入された。

転機となった「ワン・タムリエル」アップデート

「エルダー・スクロールズ・オンライン」は、2016年のアップデートで復活の兆しを見せる。

2016年10月に実施された「One Tamriel」アップデートにより、レベルに関係なくあらゆるコンテンツを楽しめるようになり、所属している同盟以外のエリアでもプレイ可能になった。

このアップデートにより、エルダースクロールズシリーズのファンが求めていた世界を自由に探索する楽しさがエルダー・スクロールズ・オンラインにもたらされた。

開発陣は、MMORPGであろうとすることよりも、エルダースクロールズであることを重要視し、舵を切った。その結果、現在までに累計プレイヤー2200万人以上のMMORPGとしてサービスが継続しており、Steamでのユーザーレビューは「非常に好評」となっている。

10年間で拡張パックは「モロウィンド」「サマーセット」「エルスウェア」「グレイムーア」「ブラックウッド」「ハイ・アイル」「ネクロム」がリリースされた。

2023年11月15日には、コンソール版(PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S)の日本サービスが配信を開始した。

2024年6月には新拡張「ゴールドロード」がリリースされる予定である。

コメント

  1. 匿名 より:

    ワンタムリエル前からやってる身としては感慨深い
    ある程度離れてたりもしたけど、やっぱりソロで探索してもフレンドと攻略してもどっちでも楽しめるMMOはなかなかない

  2. 匿名 より:

    FO76もそうだけど、プレイヤー全員がレベル問わず同じコンテンツに挑めるのはいっつも賑やかでいいね
    レベルが高い方が強いっちゃ強いから育成モチベもあるし

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