RPG「バルダーズゲート3」の開発会社Larian StudiosのSwen Vincke CEOは、自身のXアカウントで、ゲームのサブスクリプションサービス対する考えを語った。
「良質なコンテンツの入手難しくなる」
- ゲームの未来がどうであれ、一番価値があるのは常にコンテンツである
- 業界でサブスクリプションが支配的な事業モデルになると、どんなゲームを市場に出すべきかそうでないかを、一部の人たちだけで決定することになるため、ユーザーが良質なコンテンツを手に入れるのが難しくなる
- 開発者からプレイヤーに直接届けるのが最善である
- 理想主義に支えられたプロジェクトが取締役会の承認を得るのはほとんど不可能であるが、理想主義を残しておくことも必要である
- サブスクモデルは最終的に利益の最大化のために費用便益分析に至る
- ゲームのサブスク自体は悪いことではないが、市場を独占することにはならないかもしれない
- 今でも既に限られたデジタル配信プラットフォームに依存しており、ゲームを見つけてもらうのは大変である
- 全てのプラットフォームがサブスクリプションに切り替われば、(開発者にとって)状況は更に残酷ものになる
- サブスクリプションが支配的な世の中では、サブスクリプションサービス内での好みの傾向によって作られるゲームが決まることになり、開発者が作りたいゲームを作りづらくなる
- そんなことは誰も望まない
- Larian Studiosのゲームはサブスクリプションサービスに提供する予定はない
- (サブスク以外の)他のエコシステムにも価値があるので、なくなることはない
コメント
サブスクと売り切りしっかり棲み分けできればそれでいい
消費者にとってはクソゲーを掴まされてもサブスクだから済ませられるようになったろうし
デカいプラットフォームじゃ見向きされないゲームも、サブスクにあるからとりあえずやってみるかってなるゲームもある
現状サブスクになくてやりたいゲームがあるならみんな買ってるだろうし
自分も箱パスには入ってるけどBG3は買った
ただあらゆることでサブスクが一般的になりつつある以上ゲームもそっちに向かうことは間違いないと思う
それでも好きな人は映画なら劇場に行き媒体を買うし、音楽なら音源を買ってライブにも行く
サブスク時代だからこそ創り手は消費者にとって誠実なものを作らないといけないのかもね
また大海賊版時代に戻りたいのか?騎士団長よ