ファイナルファンタジーXIVのコミュニティマネージャー室内俊夫氏は、「第1回FFXIVコミュニティ放送」の冒頭でロンドンから電話で出演し、FF14のプレイヤーが配信していたニコニコ生放送で起こったハラスメントについて言及、運営のスタンスを説明した。

室内氏は、「問題の大部分は外部サービス上で行われていた」としつつも、「ゲーム外であろうとなかろうと他者を誹謗中傷したり貶めるためにファイナルファンタジーXIVが使われている事に関しては我々運営チームとしては全く看過できないですし、深刻な問題であるという認識でいます」と述べ、既に運営チームはログを確認して調査を終え、不適切な発言に関して個別対応を行うと明らかにした。
ファイナルファンタジーXIVにおける禁止行為にはハラスメントも含まれているが、今回の件はファイナルファンタジーXIVを配信していたニコニコ生放送番組上で行われていたこともあって、外部サービスで行われていた事にどこまでFF14の運営チームが関与できるのかが論点となりそうだったが、ファイナルファンタジーXIVの運営チームは明確なスタンスを提示した。
MMORPGにおけるこういったプレイヤー間の特定のトラブルについて運営会社が公の場で直接言及するのは比較的珍しいが、騒動になっていただけに適切な対応が取られたようにも思える。
▼動画の冒頭00:45あたりから(ニコニコ動画で視聴する)
余談だが、Heroes of the Stormに関するインタビューでBlizzard Entertainmentのリードゲームプロデューサーは、「開発側でプレイヤーのコミュニケーション方法の種類を制限するか、プレイヤーに有害な行動をやめるように促すか、有害なプレイヤーがそういった行為をやめざるをえなくなるか、単純に他のゲームに行こうと思わせるほどの厳しい処罰をしない限りはそういった有害なプレイヤーたちはチームメイトに暴言を吐き続けるだろう」と答えている。
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