FF14 次の10年に向けて「“ひとり”でも“みんな”でも遊べるRPG」を目指す。グラフィックの改善も予定

2月19日に放送された「ファイナルファンタジーXIV 第68回プロデューサーレターライブ」で、FF14の次期拡張パッケージ7.0に向けた方針が示された。

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吉田直樹プロデューサー兼ディレクターは、世界中のプレイヤーからのフィードバックやマーケティングの市場調査で、今のFF14ではどうしても突破できない壁があったと説明した。

その一つが、ファイナルファンタジーシリーズが好きだという人から「FF11とFF14以外は全部やってる」と言われてしまうことだったという。オンラインの人間関係が面倒でFF14はプレイしていないという人にFF14をプレイしてもらうため、FF14を10年かけて「MMORPG」ではなく「ひとりでもみんなでも遊べるRPG」にしたいとのこと。

今後のアップデートによってFF11よりもソロフレンドリーなゲームを目指すという。

具体的には

  • フェイスシステムの大規模アップデート
  • 全メインクエストの必須インスタンスダンジョンをフェイス対応、4人討滅戦をフェイス化(6.1~6.5にかけて)
  • 初期の一部メインクエスト用ダンジョンや討伐戦もリニューアル
  • 8人のリットアティン強襲戦を廃止し、クエストインスタンスバトル化
  • レベル50の8人インスタンスダンジョンを4人用のダンジョンに改変
  • 新生エオルゼア編(2.0)のメインクエストIDは6.1でフェイス対応予定

また、次の10年に向けて、ファイナルファンタジーXIVのグラフィックの大幅な改善も行われる。

  • 第一次グラフィックスアップデートの準備・開発
  • マルチプレイをベースとして「画面全体の美しさ」を追求
  • アニメーションやライティングシステムもアップデート予定
  • スタンドアローンのゲームクオリティにはならない(Horizon Forbidden Westを例に挙げ、あのクオリティで300体のプレイヤーキャラクターを同時に描写しても動かせるPCがない)
  • 7.0では最低動作保証のスペック条件が変わる
  • 使用メモリー量を増加させることでこれまでできなかった表現を可能に
  • アニメーションに使っているメモリの割り当てを増やすことによって長尺のエモートが可能
  • PS4版の最適化を行う
  • PS4版にグラフィックスの設定を増やす(フレームレート優先など)
  • テクスチャの高解像度化
  • シェーダーの実装による質感の向上(肌・金属・布など)
  • ライティングとシャドウの強化(特にセルフシャドウ)
  • 自動配置植物の強化
  • グラフィックスをフォトリアルにはせず、できるだけプレイヤーキャラのイメージが変わらないようにする
  • 旧NPCは7.x以降で順次対応
  • グラフィックスのアップデートに関してはこれまで1ヶ月ほどテストをしたところ
  • グラフィックアップデートによってテレジ・アデレジのフェイシャルアニメーションも勝手に改善される

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配置可能な光源の数を増やしたサンプル

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左の画像と右の画像でテクスチャ解像度やポリゴン数は変わっていないが、複数の光源を置けるようになるだけで凹凸などが綺麗に描写される

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