韓国におけるBlade & Soulの第3次クローズドベータテストが5月22日に終了し、いよいよ本格的なサービス開始に向けた最終調整がこれから始まるわけだが、日本の大手ゲームメディアではまだあまり報じられていないBlade & Soulの一歩踏み込んだ特徴やシステムを10個紹介する。
※韓国第3次クローズドベータテスト時のものです
一. パーティは最大4人
他のMMORPGと比較しても少なめの4人という人数。モンスターハンターやファンタシースターオンライン2など、MOのゲームでよく見られるパーティ人数だ。将来的にはAionのフォースのようなものを組めるようにする予定であるという。
ダンジョンの前にはパーティファインダーがあり、登録しておけば自動的にパーティが組まれる。
二. 龍脈はわりと限定的なエリアにしかない
動画などで見たことがある人も多いかもしれないが、遠く離れた場所まで大ジャンプする軽功「龍脈に乗る」
派手な演出でBlade & Soulの中でも注目される要素の一つではあるが、思っていたよりも龍脈を使える場所の数は少ない。
三. BGMを作曲しているのは日本人
日本の数々のドラマや映画に楽曲を提供してきた岩代太郎氏がBlade & Soulの音楽を担当している。
そのため中国的な音楽の中に日本の音楽的な要素が若干取り入れられている。
四. 銃や火炎放射器を使える時がある
銃や火炎放射器がクエストでNPCから渡されたり、ダンジョン内に設置されていることがある。拾えば自動的に装備され、単純な攻撃をすることができる。ある程度使うとなくなってしまうので一時的な特殊アイテム止まり。
五. オークションは全サーバー共通
オークションハウスはクロスサーバーで行われる。よりアイテムを見つけやすく売りやすく、数も豊富に出揃うことになるだろう。オークションにはどこからでもアクセスできる。出品する時は村のNPCを介する必要がある。
六. 敵もカウンターやガード、ハイド、足払いをしてくる
一部の敵はプレイヤーの職業のものと同じような”嫌な”スキルを使ってくる。例えば拳士タイプの敵のカウンターの構えにまんまと引っかかってしまった場合、そこからマウントへ繋げられ大ダメージを受けることがある。敵のレベルが高くなるほど多彩なスキルを使うようになる。
PvPほどの駆け引きはないものの、何も考えずにスキルを使っているとmobでも倒すのに時間がかかる。
七. SNSのようなコミュニティシステム
CBT3で突如として導入された謎のコミュニティシステム。
Twitterのようなマイクロブログとフレンドリストが合体したようなもので、フレンド(?)として登録しているユーザーに対してスクリーンショットなどを公開したりTweetのようなものを見せたりできるようになっている。フレンドがキャラクターを複数持っていてもアカウント単位で登録することができる。正直何かと使いづらい。
八. 狩りよりクエスト。特にデイリークエスト。
Blade & Soulでモンスターをひたすら狩り続けてレベルアップするというのはあまりに無謀。
クエストは主にストーリークエスト、サブクエスト、デイリークエスト、勢力クエストにわけられる。ストーリークエストとサブクエストのほとんどはソロでクリアできるが、デイリークエストはソロでできるものから4人でないと厳しいものがあり、報酬としてレアなアイテムと交換できるトークンを貰える。
勢力クエストは少し特殊でこれもデイリーに属するが、勢力用の服を装備してPvPモードをONにしなければクエストを進行できない。したがって、敵対勢力のプレイヤーと交戦することになる可能性があるというわけだ。
尚、1日に1回できるデイリークエストはレベルが格下のものであっても報酬を全て受け取ることができる。したがって、レベルが自分より遥かに上のプレイヤーにデイリークエストを手伝ってもらった際、格上のプレイヤーもクエストで経験値を貰えるので一石二鳥。
トークンで交換できるアイテムの中には衣装(服)もあるため、自分のレベルよりかなり低いエリアのデイリークエストも決して無駄なものにはならない。
デイリークエストはレベリングに欠かせない要素の一つとなることだろう。
▼1日に1回リセットさせるため、マップ上はデイリークエストのマーカーであふれかえる。必ずしもデイリークエストをやる必要はない。
九. ドロップアイテム分配は競売方式が可能
ドロップしたレアアイテムをパーティメンバーで分配する際に競売を行うことができる。一番高い値段をつけたプレイヤーが落札し、落札金額が残りのプレイヤーに分配される。
このシステムにはダンジョンに行った際、自分用の装備やお目当ての八卦牌がでなくてもお金が手に入り徒労にならずに済むという利点がある。
十. どこからでもファストトラベル
街や登録したポイントに帰還するというリターンがあるMMOは多いが、Blade&Soulではどこにいてもマップを開いてワープ可能な地点をクリックすればその地点へ移動できる。
利用にはお金がかかりクールタイムもあるので連続して使うことはできないが、回数制限はなく気軽に利用することができ、移動の煩わしさが幾分解消される。
コメント