PUBGの運営・開発で知られる韓国のゲーム会社・KRAFTON(クラフトン)が、2024年の営業利益で最大手だったネクソンを超えたことが明らかになった。

KRAFTONの2024年の通期営業利益は1兆1825億ウォン(約1250億円)で、2023年から54%増加した。
通期売上高は2兆7098億ウォンと、高い利益率を実現している。
これまで韓国ゲーム業界のトップを走っていたネクソンは2024年に1兆1157億円の営業利益を上げているが、KRAFTONにわずかに届かなかった。ネクソンの売上高は約4兆ウォンで、これは同社史上最大の売上高を記録している。
以前はネクソンと肩を並べていたNCSOFTは無惨にも営業赤字となってしまっており、韓国ゲーム業界の勢力図が大きく変わったことが窺える。
2024年通期売上高 | 2024年通期営業利益 | |
KRAFTON | 2兆7098億ウォン | 1兆1825億ウォン |
ネクソン | 4兆91億ウォン | 1兆1157億ウォン |
NCSOFT | 1兆5781億ウォン | -1092億ウォン |
PUBGが好調
KRAFTONは、「PUBG: BATTLEGROUNDS」や「PUBG Mobile」の好調が続いている。
特に人口14億人を超えるインド市場で「BGMI」と呼ばれるPUBGモバイルのインドサービスが絶大な人気を誇っている。

KRAFTONは、シミュレーションゲーム「inZOI」や、「パルワールドのスマートフォンゲーム」などを開発中である。
加えて、ゼニマックス・アジアの閉鎖に伴い解体の危機にあった日本のTango Gameworksの事業を継承。「サイコブレイク」や「Hi-Fi Rush」で知られるTango Gamesworksも傘下に収めた。
「TERA」のBlueholeから韓国トップ企業へ
KRAFTONの前身は「Bluehole Studio(ブルーホールスタジオ)」である。現在でもBlueholeはKRAFTONの開発スタジオの一つとして名前が残っている。
BlueholeはMMORPG「TERA」の開発で知られるが、2017年に「PUBG」がリリースされるまで同社は順風満帆ではなかった。

TERAはPC版のサービスが2022年に終了。TERAのIPを使ったモバイルゲームも多数制作されたがどれも鳴かず飛ばずだった。
別のMMORPG「Elyon(エリオン)」も2021年にサービスが開始されてからわずか2年で終了した。
実質的に「PUBG」1本で韓国ゲーム業界の頂点に登り詰めた形だ。
同社は2030年までに売上高7兆ウォン(約7400億円)、企業価値2倍を目指すとしている。
コメント
TERAは頑張ったな
なあ、BLUE PROTOCOL?
キモっ
ネクソンは挑戦したFPSで失敗しかけてるしな
じゃあその利益でtera2作らないか?
クラフトンが頑張ったのは素直にすげえと思いつつ、ネクソンが自爆しただけのようにも思える
あそこいまブルアカくらいしかまともに息してる印象ないんだけど……
ネクソンは中国でアラドがクソほどもうかってるんだよ
韓国ではメイプルとかも稼いでて中韓の売上でネクソン全体の8割占めてる
日本は5%とかだから日本で息してなくても問題ないんだろう
KRAFTONって元寝糞社員が謀反起こして社員大勢引き連れて退職して独立した会社じゃなかったっけ
NCSOFTだね
Lineage3の開発チームが抜けてBlueHoleを設立しTERAが作られた
リネージュ2、3の開発トップがチームごと独立したんだけど、開発中のリネ3のデータ持ち出したよね?って
NCSOFTから訴えられてトップはBlueHoleを離れた
その後独立してHITとかブルアカ作ってたんだけど何年か前にネクソンの系列会社と合併して
今はネクソンゲームズって会社のトップになってる
ブルアカ、KVまで引きずる長い黒歴史があるんだなw
TERA2を出してくれよ
NCがKRAFTONに抜かれてるのまじで笑えるな
思ったより売り上げしょぼいな
王者交代のとき…NCはなんだこれ、罰ゲームか?w