アクションRPG「モンギル:STAR DIVE」第2回CBT雑感・評価。特徴がないのが特徴だが思っていたよりまともなゲーム

3.5
レビュー

ネットマーブルが開発中のPC・PS5・スマートフォン向けアクションRPG「モンギル:STAR DIVE」の第2回クローズドベータテストが2025年9月30日~10月10日に実施された。

第2回CBTをプレイした感想を非常に簡潔に紹介する。

モンギル:STAR DIVEは「タッチモンスター」というスマホゲームが原作で、韓国ではモンギルという略称で呼ばれていたため、その略称が本作にもそのまま使用されているようだ。

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第2回CBTの感想

良い点
  • 全体的に動作が軽く、スムーズでストレスがない
  • やや古さのあるシンプルなグラフィックだが、安っぽさを感じない
  • メインストーリーではカットシーンを贅沢に使っており、演出やキャラクターのモーションは力を入れている
  • メインストーリーは複数のキャラクターのコミカルな掛け合いのおかげでほとんど退屈しなかった
  • 一度行った場所なら近くのワープポイントに瞬時に移動できるが、ワープのロード時間が無いも同然の速さ
  • メインストーリーを進めていけば遊び方は一通り理解できる
  • 素材を変換したり合成したりといった便利機能は一通り揃っている
  • 少なくともCBT段階ではガチャの排出確率が高め
  • ガチャを引いた時にもらえるトークンを貯めればキャラや武器を直接交換することもできる
悪い点
  • 戦闘は良くも悪くも単純なキャラクター切り替えアクション
  • 戦闘中の回避用リソース管理が大変すぎる
  • 探索ゲームではないため、敵をアクセサリー装備に変える「モンぷらん」はあまり強い印象を残さない
  • ジャンプができない
  • 一部の敵は特定の属性の弱点を攻める必要があるが、弱点属性のキャラを持っていないということがあり得る
  • ストーリー自体はありきたりで驚きや奥深さは感じられない
  • キャラクターは典型的な感じがする
  • 武器ガチャ
その他
  • 主人公の名前がよりにもよって「クラウド」。候補は他になかったのか
  • 主人公は男女両方おり、選択式ではなく2人で冒険をしている
  • 戦闘時にキャラクターを切り替えてもしばらくはフィールドに居続けて戦ってくれる
  • 敵を倒すとモンぷらんという装備になることがある。おそらく厳選要素
  • オープンワールドではない。街から移動できる別のエリアがある
  • 3人パーティ編成
  • 各キャラにはウォリアー、アサシン、ブレイカー、サポーターのクラスが付与されており、得意な役割が異なる
第2回クローズドβテスト総評

「モンギル:STAR DIVE」の第1回CBTの時はストーリーが酷評を受けたらしいが、少なくとも第2回CBTをプレイした限り、ストーリーは悪いとは思わなかったので改善されたのだろう。

「モンギル:STAR DIVE」は、期待せずにプレイすれば「思っていたよりまともなゲーム」という感想が出てくるかもしれないが、客観的には革新性やずば抜けた点はあまりなく、「他にやるゲームが何もない人が試しにやってみるくらいがちょうど良いゲーム」と言わざるをえない。

ストーリーにおけるカットシーンは、この手のゲームの中では丁寧に作られている方で、キャラクターもよく動き、テンポも良かった。動作がスムーズなのでサクサク進めることができた。

しかし、特筆すべき点がほとんどない戦闘システムや育成システム、世界観、全体的なゲームデザインは、メインストーリーをクリアした後もプレイヤーを留めておけるのか怪しいというのが率直な感想だ。どうしてもこのゲームでなければ…というような特徴がない。

ステージ攻略型でもオープンワールドでもない昔ながらのゾーン制

スマホゲームによくある1-1、1-2、1-3というようなステージ攻略型ではなく、街の外に別のエリアがあるというタイプのゲーム。昔のJRPGによくあるタイプ。

オープンワールドではない。↓のようなマップがいくつかある

ガチャのレート

★5も★4も5%?

★5キャラが2体同時に来た時もあったので、少なくともCBTでは高めに設定されているかもしれない。正式サービスでは?

ガチャを引くと手に入るトークンで★5キャラも★5武器も直接交換できる。

CBTでは100連くらいしかガチャを回していないが、実装されている★5キャラは全員入手できた

ボス攻略の問題点

ボスには弱点属性があり、あるボスの弱点は風属性だったため「弱点を攻略できるキャラクターがいません」と言われたが、そもそも風属性のキャラクターを持っていなかった・・・。

長い間遊び続ければ全ての属性のキャラクターを入手できるはずだが、ガチャゲームなのでそれが確定ではない。序盤でプレイヤーに「この属性のキャラは持っていない」と思わせてしまうのは問題があるように感じた。

素材集めの周回は、一度クリアしたことがあるダンジョンなら、プレイせずにリソースの消費だけで完了できる。スマートフォンゲームらしい部分。

第2回CBTで実装されていたメインクエストは全てクリアしたが、途中で投げ出したくならなかったのでまともな方だ。

詳細は東京ゲームショウのステージでゲーム内容が紹介されているのでそれを見た方が早いかもしれない。

悪くはないゲーム、しかし期待は禁物

コメント

  1. 匿名 より:

    「原神ライク」

    以上です

  2. 匿名 より:

    興味ないね

  3. 匿名 より:

    おすすめしません!
    現場からは以上です。

  4. 匿名 より:

    このゲームにはパンチラがあります
    以上です

    • 匿名 より:

      中国産はクソダサスパッツ(のような何か)だからちゃんとしたパンツなら需要はありそう

  5. 匿名 より:

    ちなみにだが、「特徴が無いのが特徴」は誤用
    正確には「特長が無いのが特徴」
    元ネタは小説版「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」

    「GMカスタム。総推力が67,480kg。

     ジェネレーター出力1,420kW。

     これと言った特長がないのが特徴……ってとこか」

    主人公 コウ・ウラキがジム・カスタムを評した台詞

  6. 匿名 より:

    レポ乙でございます

  7. 匿名 より:

    「弱点を攻略できるキャラクターがいません」と言われたが、そもそも風属性のキャラクターを持っていなかった・・・。

    コレのどこがおかしいか分からんのだけど

  8. 匿名 より:

    キャラはともかく、各画面のUIとかガチャ結果の画面とかこれが最終形態なのかね
    原神以降ほとんどこのレイアウトじゃん

  9. 匿名 より:

    リッチなアクションソシャゲの中では主人公の性別固定で女キャラだけ排出ってコレだけっぽいし十分特徴的では
    シナリオも性別不定のアズプロと違ってちゃんとラブコメハーレム感あるし

  10. 匿名 より:

    主人公がクラウドなの草

  11. 匿名 より:

    久々に容赦のない撫で斬り評価を読んだ気がする

  12. 匿名 より:

    復活のキーポイントはあたシコ勢

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