海外メディアKotaku.comのライターが最近「ファイナルファンタジーXIV」を始めたようだが、新生エオルゼア編の後半にはがっかりさせられたと感想を語っている
FF14はアップデートで新生編のコンテンツの改善をしているとはいえ、蒼天編以降と比べると新規プレイヤーを悩ませる問題がまだまだ残されているようだ。
新生エオルゼア後半の不満点とは
Kotaku.comのライターがFF14の新生エオルゼア編の後半で感じた事を簡単にまとめると…
- FF14のストーリーを進めるためには様々なインスタンス(ダンジョンや蛮神戦)をクリアする必要がある
- 新生エオルゼア編の終盤では、コンテンツファインダーを使うとほとんどの場合、既にレベルキャップに到達した事があるような手練のプレイヤー達とマッチングした
- レベルシンクでコンテンツと同じレベルに調整されても、過去にクリアしたことがある人々が敵を圧倒するため、覚えたスキルを一通り使い終わる前にボスが倒され、面白みのない無意味な体験に感じた
- 蛮神戦や討滅戦は戦闘中に何が起きているのかわからないうちに終わった
- 新生エオルゼア編の中盤までのほとんどのダンジョンはFF14のメインストーリーには取るに足らない補足程度でしかなかったものの、ダンジョンの仕組みや構図を学べるのでそこに時間を費やす事は気にならなかった
- しかし、新生エオルゼア編の終盤で急にダンジョンの性質が変化し、ストーリーにとって重要なものに変化した
- 「カストルム・メリディアヌム」や「プラエトリウム」では、4人ではなく8人のパーティになっており、ダンジョンは複雑になり、自分は迷子になって、重要なアイテムを拾うのを忘れ、頻繁に死にかけており、ド派手なエフェクトで画面が埋め尽くされて何が起きているのかわからず、自分より遥かに優れた装備の人達によってどんどん進行した
- 「カストルム・メリディアヌム」「プラエトリウム」のカットシーンはスキップできないので、ストーリーの重要な場面を見逃すことはなかったが、カットシーンまでの当惑するような道中のせいで楽しいと感じなかった
- 古いダンジョンは誰もやりたがらないので、初心者がパーティを組んでクリアできるようにコンテンツファインダーのルーレットが必要なことは理解できる
- しかし、大きく複雑なダンジョンの中に重要なストーリーのコンテンツを組み込んでいるのは理解できない
- World of Warcraftもダンジョンにストーリーを組み込んでいることがあるが、現在のWoWでは必須のクエストでこういった複雑なダンジョンのクリアを強制することはしない
- WoWを10年近くやった経験からすると、「10人程度のパーティメンバー」「良い装備」「少し高度な操作」の3つ全てを要求してしまうと、カジュアルゲーマーの前に壁を作ることになり、クリアを必須とするようなコンテンツとしては成立しなくなる
- FF14ではそういった類の大規模なダンジョンのクリアをゲームを先に進めるために必要な条件にしている
- 先述の理由により、これはめちゃくちゃで酷い状態にある
- この形でなければ一連のストーリーは絶対に楽しめていた
- グランドカンパニーの3人の指導者が団結してガレマール帝国に勝利し、勝利を一緒に祝う希望に満ちたラストは好きだったが、それ以降はひたすらダルかった
- FF14でのハネムーン期間が終わったと思った
- 今、新生エオルゼアの終盤から蒼天のイシュガルドが始まるまでの長いクエストに苦しんでいる
- これらのクエストは雑で、テンポが悪く、退屈である
- 皆が、このクエストは後から起こる驚くような事への伏線を張るためのものだからと言ってくれるが、頼むから早くしてほしいと思った
- クルザスにある巨大な門のすぐ向こうにあるイシュガルドが自分のことをからかっているかのように感じる
- もうイシュガルドに入れてくれ
新生FF14のサービス開始当初から何かと槍玉に挙がることの多い「カストルム・メリディアヌム」と「プラエトリウム」だが、抜本的に見直されるのは果たしていつになるのだろうか。
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