5月上旬に発表されたオープンワールドターン制RPG、開発コードネーム「プロジェクトNB」を開発するBlack Storm社のホ・グォン本部長がインタビューに答えた。
Black Storm(ブラックストーム)について
- Black StormはRPG専門のゲームメーカーを目指している企業
- グローバル市場で通じるRPGを作ろうとしている
- デジタルサービス企業のGarenaから投資を誘致した
- RPGを専門にしている理由は、第一にゲーマーのほとんどはRPGが好きだから
- 第二に、RPGには無限の拡張性があり、FPSに育成要素を加えたルートシューターは、レベルデザインやコンテンツがRPGにかなり近い。最近出てきた多くのジャンルのゲームがRPGのカテゴリ内にあると言っていいほどRPGの要素を取り入れている。
- 開発者としてRPGより良いジャンルはない
- 会社の創業を決めたのは、大手のメーカーでそれなりの地位まで上っても、好きなゲームを作ることはできず、子会社や社内スタジオでも本当にやりたいことはできなかったから
- ゲームが面白ければ売り上げはついてくるという考えを証明したい
- 創業当初の初期メンバーは20人だったがいずれも開発経験が豊富
オープンワールドターン制RPG「プロジェクトNB」について
- ターン制のモバイルRPGが数ある中で、プロジェクトNBはもう少し本格的なターン制RPGのスタイルに近いのが特徴
- スマホRPGはシステムが簡素化される傾向がある。メイン画面でステージ入場ボタンを押して、1-1、1-2、1-3とチャプターを進める方式のものが多い
- プロジェクトNBはオープンワールドで探索や冒険の楽しさを提供し、戦闘では戦略的なターン制で楽しむことができる
- 単にキャラの魅力で勝負するゲームではなく、ゲームプレイの完成度を高めて、次世代の戦略とターン制RPGに位置づけるのが目標

プロジェクトNBにはPvPがある
- 戦闘画面が似ているが、プロジェクトNBは「崩壊スターレイル」を意識して作ったわけではない
- 企画段階では崩壊スターレイルのことはよく分からなかった
- 戦闘が似ているのは、影響を受けたゲームも似ているからだと推測
- インスピレーションを受けたのは、「ドラゴンクエスト11」や「ペルソナ5」
- 崩壊スターレイルはフィールドがゾーン方式で、シングルプレイ要素が強いゲームだが、プロジェクトNBはオープンワールドで、競争型コンテンツやコミュニティ要素が導入される
- NBはシングルプレイゲームよりもマルチプレイゲーム
- PvPは同期型と非同期型の両方を実装する予定
- PvP以外にもギルドコンテンツや挑戦型コンテンツなど様々な競争コンテンツを入れる予定
- PvPにPick & Ban(バンピック)のようなルールを入れて、強いキャラクターしか使われない状況を制限できるようにする
- 戦闘はカウントターン方式
- 1ターンごとに片方のキャラが全員行動するのではなく、キャラクターの速度によってそれぞれ順番が回ってくる
- 攻撃を重ねる度にダメージが強化されるキャラクターもいれば、単に攻撃力を上げるよりも速度を上げて多く順番が回ってくる方が最終的に効率が良くなったりする
- カウント方式は様々な戦略性やビルドが生まれる
- オープンワールドにしたのは、プレイヤーがゲームに最も没入できるから
- 世界の変化を見せるためにオープンワールドが適切だと思った

プロジェクトNBのキャラにはレアリティの概念がない
- 「★3は弱く、★4はそこそこ使える、★5は無条件で★4より良い」というような形態から脱却し、プロジェクトNBのキャラクターにはそもそもレアリティが存在しない
- キャラクターがレアリティによって評価されないようにした
- それぞれの特性を明確に分け、個性的な組み合わせができるようにする
- 汎用性の高いキャラクターもいれば、ビルドが難しいが他のキャラクターとの組み合わせで能力を最大限に発揮できるハイリスクハイリターンのキャラクターもいる
- 強いキャラだけ使えば良いのではなく、様々なキャラクターが使えるようにする予定
- プロジェクトNBには採集や狩り、釣りといったオープンワールドコンテンツがある
- プレイヤーがヒントを探して見つける隠しクエストなどについても議論を重ねている
- プロジェクトNBの中核は戦闘で、探索要素はあくまで二の次
- ジャンプは可能
- ゲーム内の時間経過で登場するモンスターが変化する
- 夜にだけ登場するモンスターや採集物がある
- 時間でダンジョンの属性にも変化がある
- 時間は自由に変更することができる

- リリース時点で30人程度のキャラクターが実装される
- ストーリーについてもかなり力を入れており、開発チームにシナリオ部門がある
- 今後の求人もシナリオにもっと重点を置く予定
- ウェブトゥーンや小説など、ゲーム以外での拡張も考慮している
- プロジェクトNBはPC版やコンソール版も検討している。PCは同時リリースを目指している
- 内部的には2024年下半期の完成を目指している
- ただし、「完成」はあくまで開発者の立場からの話で、マーケティングでリリース時期などを調整することがあるため、リリース時期は今後発表する
ソース: inven
コメント
なるほどオープンワールドとアニメ調キャラとターン制戦闘とMMO風PvPコンテンツの良いとこ取りを目指したものか
上手くゲームとしてまとまれば強そう
スタレの戦闘面白くなくて5分で消したからこれも合わないかな…
もしガチャゲーであるならその時点で全てクソゲ
最初は良くても売上のためにインフレするし、課金し続けなければ環境に置いていかれるp2wである事はシステム上どうにもならない事になぜ気づかないのか
ガチャゲーじゃなくて買い切りや月額課金のRPGだったとしても新規コンテンツを追加したらインフレするし拡張パックに課金しないとプレイできないよ
スタレより面白そう
スタレが思った以上に早期に虚無ゲーと化したから(miHoYoが開発速度を上げないのなら)合間にするにはいいのかもしれないね
なんでターン制にするんだろう…
原神みたいにアクションにした方が絶対面白いし何よりその方がオープンワールドとマッチしてると思うんだけど…
あとソシャゲあるあるの無闇矢鱈にPVP入れるのもどうなのかね…
色々サマウォやエピックセブンっぽいな
アニメ調だとまずはキャラデザありきで判断されるからなぁ
このキャラデザだと厳しそう
崩壊スタレはオープンワールドじゃないし一週間で虚無期間に突入し育成は毎日MAP周回してくださいで微妙だった
ターン制はスマホでも遊びやすいからいいな
中華ゲーはストーリーが微妙だけど全体的なクオリティ高くバグ少ない印象だからこれも気になる
オープンワールドだと容量が心配
何故ターンなのか?一戦闘に時間かけるのは据え置きだけでいいと思うがな
時間かかるのは敬遠されそうだ
最初はいいかも知れないが固くなると面倒いだけ